中国地方に位置し、南部が瀬戸内海に面している広島県。瀬戸内海に浮かび、広島県に属する島々は、なんと人が住んでいる離島だけでも30以上。海の美しさやグルメなど、観光客へ向けたアピールはもちろんのこと、どの離島も異なる魅力を持っています。

　そこで2023年3月18日～3月25日までの間、ねとらぼ調査隊では「『広島県の離島』で一番行きたいのはどこ？」というアンケートを実施していました。

　今回は合計で293票の投票をいただきました。ご協力ありがとうございます！　さっそく結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：厳島（宮島）

　第2位は厳島（宮島）でした。得票率は10.9％です。廿日市市宮島町にある厳島は、古くから島そのものが自然崇拝の対象だったと考えられている、歴史ある島。

　厳島と宮島は同じ場所を指す名称ですが、使い分けに明確な基準はなく、呼びやすい「宮島」が通称として広く用いられています。宮島とは「お宮（嚴島神社）のある島」という意味で、呼ばれるようになったのは江戸時代以降だと考えられています。

　593年（推古天皇元年）に創建されたとされる厳島神社。国宝およびユネスコ世界遺産に登録されており、自然と調和した建築美や神秘的な佇まいは一生に一度は見てみたいものです。コメントでは「カキ、もみじまんじゅうがうまい。厳島神社が最高」との声が寄せられました。宮島での食べ歩きも欠かせませんね。

第1位：因島

　第1位に輝いたのは因島でした。得票率は28.7％です。瀬戸内海のほぼ中央に位置する因島は、広島県尾道市に属する離島。温暖な気候と美しい自然、豊かな伝統・文化が魅力です。

　島名の由来となった伝承は複数あり、1つは本州側から見て向島・岩子島・細島・佐木島に隠されることから「隠（いん）の島」となった説。他にも後白河院の荘園だっだことから「院の島」と呼ばれ、後に「因の島」から「因島」になった説などがあります。

　中世時代に、村上海賊（村上水軍）の拠点として栄えたことでも有名。「“日本最大の海賊”の本拠地」として日本遺産に認定されており、因島水軍城や構成文化財の城跡など見どころが満載です。

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