本日4月20日は「女子大の日」です。1901年（明治34年）の今日、日本で初めての女子大学となる「日本女子大学校（現：日本女子大学）」を開校したことが由来です。創設者の成瀬仁蔵さんはキリスト教の牧師で、性差が激しかった日本で女子教育の必要性を訴え日本女子大学校を開校。実業家の渋沢栄一さんなどが、支援者として名を連ねました。

　今回は、「女子大の日」ということで、「【関東の高校生が選ぶ】上品な大学ランキング」を紹介します。

　「リクルート進学総研」が、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を行いランキングとして発表したものです。本記事ではその中から、関東エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「上品な」イメージ項目が高かった大学を紹介します。

（出典：進学ブランド力調査2022｜リクルート進学総研）

【関東の高校生が選ぶ】「上品な大学」ランキング

第2位：学習院大学

　第2位は「学習院大学」。1877年に創立した大学で、その起源は1847年に京都に設けられた公家の教育機関までさかのぼります。1947年に私立学校となってからも、由緒正しき大学として著名です。

　「ひろい視野 たくましい創造力 ゆたかな感受性」という教育目標を掲げ、自ら課題を発見し、解決することができる人材の育成を使命としています。約7割の授業で1クラス40人以下となる少人数制を実践するなど、学生の個性を尊重しながら幅広いフィールドで活躍できる人材を輩出している大学です。

第1位：お茶の水女子大学

　第1位は「お茶の水女子大学」でした。前年2位からワンランクアップしたほか、関西エリアでも1位、東海エリアでも2位と、エリアを問わず「上品な大学」というイメージが浸透していることがうかがえます。

　「お茶の水女子大学」は、1875年に設立された日本初の官立女子機関「東京女子師範学校」を前身とする国立大学です。「学ぶ意欲のあるすべての女性にとって、 真摯な夢の実現の場として存在する」というミッションを掲げており、幅広い分野の素養やセンスを広く備えた知性を育むべく、少人数制による高度な専門教育と並びリベラル・アーツ教育を重視。社会をリードする優秀な女性の養成を実践しています。

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