【相撲の決まり手】あなたが好きな相撲の決まり手は?【人気投票実施中】
日本の国技として海外でも人気のある相撲。力士のパワーが正面からぶつかり合う基本技から技巧的な特殊技まで、多彩な決まり手があるのも見どころのひとつです。
今回ねとらぼ調査隊では、「あなたが好きな相撲の決まり手は?」というアンケートを実施します。あなたが好きな決まり手に、ぜひ投票してください!
それでは、代表的な5手の決まり手を紹介します。なお、いわゆる反則負けについては選択肢から除外しています。
突き出し
「突き出し」は、相手の胸や肩などを突っ張って、土俵の外へ押し出す基本技。効果的に突き出すには、鋭い出足、そして手のひらにしっかりと力を伝えることが重要です。決まり手の頻度ランキングは12位で、割合としては2.9%を占めています。
押し出し
「押し出し」両手または片手を相手の脇や胸に当て、土俵の外に押し出す基本技。重要なのは手を筈(はず)にすることで、親指と他の4本の指をY字に開くことで、相手を押し上げるように土俵の外へと押し出します。
すべての基本となる技で、決まり手の頻度ランキングでも割合25.2%を占め堂々の2位。決まり手のおよそ4分の1が押し出しとなっています。
寄り切り
「寄り切り」は、今日の相撲で最もよく見かける決まり手のひとつ。基本中の基本といえる技であり、相手に体を密着させ、そのまま土俵の外に出して勝つ技です。決まり手の頻度ランキングでは25.3%の割合で1位となっており、押し出しと寄り切りで全体の半分以上を占めています。
寄り切りで土俵際まで来たときにまわしから手を放し、胸などを押して勝つことがありますが、この場合の決まり手は「押し出し」に。あくまで寄り切る(四つに組んだ体勢のまま相手を外に出す)ことが要件となっています。
上手投げ
投げ手の代表技のひとつ。四つに組んだ際に、相手の上手からまわしをとって投げる技です。右上手から投げれば「右からの上手投げ」、逆であれば「左からの上手投げ」となります。中でも昭和の大横綱こと故・千代の富士の上手投げは、相手の頭を押さえつける豪快さから「ウルフスペシャル」と呼ばれました。
投げによって相手が倒れなくても、その勢いで土俵から外に出れば、決まり手は「上手投げ」に。決まり手の頻度ランキングでは4.6%の割合で6位となっています。
叩き込み
特殊技のひとつで、相手が低い体制で向かってきた際に、上から相手を叩いて落とす決まり手。体を開くという点から「引き落とし」と区別されます。決まり手の頻度ランキングでは8.2%の割合で第3位に。
いわゆる変化として発生するケースが多く、王道相撲が好きな人にはあまり好まれない傾向も。ただし、安易に叩くと逆に相手の猛進を呼び込んで墓穴を掘ることになるため、技術と判断力が要求される技でもあります。
以上、相撲の代表的な決まり手の一部を紹介しました。
アンケートでは、日本相撲協会により定められた82手の決まり手が投票項目となります。細かい違いの決まり手もあり、ひとつに絞るのは難しいかもしれませんが、ぜひお気に入りの決まり手にご投票ください!