ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関西在住者を対象に「子供を進学させたい旧帝国大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　帝国大学とは、1886年公布の「帝国大学令」によって設立された日本の旧制高等教育機関。国内には7つの帝国大学が設立されました。そんな帝国大学を前身とする7つの新制国立大学のうち、関西在住者から「子供を進学させたい」と支持されているのはどの大学だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

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【関西在住者が選ぶ】「子供を進学させたい旧帝国大学」ランキング

第2位：東京大学

　第2位は、得票率26.3％の「東京大学」でした。

　東京都文京区に本部を置く東京大学は、1877年に設立された国立大学です。1886年の「帝国大学令」により「帝国大学」、1897年に「東京帝国大学」へと改称されています。日本最難関を誇る名門として知られ、最先端の研究施設と研究者が集結。「世界的視野を持った市民的エリート」の育成を目標に掲げています。

　東京大学では、リベラル・アーツ教育を重視。「前期課程」と呼ばれる最初の2年間は、新入生全員が教養学部の所属となります。前期課程で幅広く学びながら、自分が進むべき分野を考えるなど、学びにじっくりと向き合うことができます。そして、政治家、経営者、研究者など、幅広い分野で優秀な人材を数多く輩出していることが、支持を集めた要因ではないのでしょうか。

第1位：京都大学

　第1位は、得票率47.4％の「京都大学」でした。

　京都府京都市左京区に本部を置く京都大学は、1897年に東京大学に次いで日本で2番目の帝国大学「京都帝国大学」として設立されました。国内屈指の入試難易度を誇る西の名門として知られ、何事も学生の自主性に任せる「自由の学風」が理念。世界的に活躍する優秀な人材の育成に注力しています。

　近年では2018年に本庶佑さんがノーベル生理学・医学賞、2019年に吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞するなど、世界的な研究者を多く輩出。また、部活動やサークルなどの課外活動も活発に行われており、勉学以外にも充実した学生生活が送れるのではないでしょうか。

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