2020年に発表された数多くの音楽作品の中で、「世界で最も売れたアルバム」はどの作品なのでしょうか？　国際レコード・ビデオ製作者連盟（IFPI）が3月11日に発表したランキングから、TOP10を見てみましょう。なお、このランキングはフィジカルとデジタルダウンロードの数値を合算して集計されています。

第3位： 米津玄師「STRAY SHEEP」

　第3位は米津玄師の「STRAY SHEEP」。本作は5thアルバムで、「Lemon」などのシングル曲の他、Foorin「パプリカ」と菅田将暉「まちがいさがし」のセルフカバー、2020年4月から放送されたTBS系列のドラマ「MIU404」の主題歌「感電」などが収録されています。

第2位： BTS「BE (Deluxe Edition)」

　第2位はBTSの「BE (Deluxe Edition)」。新型コロナウィルス感染症の感染拡大によるワールドツアー中止決定後に制作された本作は、リード曲「Life Goes On」でパンデミック下でも続く日常を落ち着いたトーンで歌っています。

第1位： BTS「MAP OF THE SOUL : 7」

　第1位はBTSの「MAP OF THE SOUL : 7」。このアルバムの日本版「MAP OF THE SOUL : 7 ～ THE JOURNEY ～」が第8位に入り、TOP10のうち3作品がBTSのアルバムとなりました。BTSは7人組で、2020年は活動開始7周年。本作には特別な思いが込められていることでしょう。