「紀元前一万年から始まる」 連続テレビ小説「エール」第1話ネット上の反応は?

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 3月30日、NHK朝の連続テレビ小説「エール」第1話の放送が始まり、ネット上で大きな話題となっています。

 「エール」の主人公である古山裕一(窪田正孝)のモデルとなっているのは、1964年開催の東京オリンピック開会式で使用された「オリンピック・マーチ」やプロ野球球団阪神タイガースの応援歌「阪神タイガースのうた(通称・六甲おろし)」を作曲した古関裕而さん。

 そんな、戦前を生き、音楽の力で戦後日本復興の一翼を担った人物を描いたドラマが、はじまりました。

画像は「連続テレビ小説『エール』」より
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「エール」第1話のネット上の反応

 SNS分析ツールによってTwitterハッシュタグ「#エール」について解析したところ、91.6%がポジティブな内容のツイートをしていることが分かりました。

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ネット上での盛り上がりは?

 「#エール」のトレンド件数を見てみると、放送から10分経過した8時10分ごろがピークとなりました。

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冒頭が独特すぎる!

 多くの人の注目を集めたのは、冒頭の「紀元前一万年」からスタートする、という演出でした。窪田正孝さんとヒロイン・関内 音を演じる二階堂ふみさんが、原始人を演じたり、フラッシュモブで告白する男と、それを断る女を演じたりなど、「古来から人類は音楽とともに生きてきた」という物語の本筋とは関係のない独特な演出が印象に残ったようです。

 ネット上では「紀元前一万年から始まる朝ドラは初めてです」や「『あさが来た』の時、江戸時代後期が1番古い時代の朝ドラだと思ったけど、あっさり超えたなぁと思った」など、驚きの声が多く見られました。

 また、フラッシュモブで踊る窪田正孝さんに反応する声も多く、「朝からなんて良いものを見せてくれるんだ」や「窪田くんのダンスも最高にかわいいし上手」といった感想も見られました。

 中には「『もうスカーレットは終わったんやで!今日からは新番組やで!』といきなり後頭部をスリッパで叩かれたようなオープニングだった」という意見も。

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語り・津田健次郎

 「エール」の語りは、人気声優である津田健次郎さんが担当。これに対してTwitterでは「ナレーション担当してる津田健次郎さんはとってもイケオジです」「朝から津田さんの爽やかなナレーションが聞けるのかしら」など、津田さんのファンからも多くの反応が見られました。

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「いだてん」を思い出す

 感想の中には、劇中の時代が重なることから、「いだてんのサイドストーリーを見ている気がしてきた」や「まーちゃん(阿部サダヲ)はいつ出てきますか?」など、2019年1月から放送された大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」を思い出す、という声も多く見られました。

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志村けん収録シーンはそのまま放送

 また、NHKは30日、逝去したミュージシャン・コメディアンの志村けんさんの収録シーンをそのまま使用することを明らかにしました。「エール」公式Twitterでは「志村けんさん、いつまでも新しいことにチャレンジする姿に、みな「エール」をもらいました。収録したシーンは、そのまま放送させていただく予定です。謹んでお悔やみを申し上げます。」というツイートしました。

調査概要

調査期間2020年3月30日
調査対象Twitter
調査件数2614 件(10%サンプリング)
調査キーワード#エール
調査方法対象期間のTweetを「クチコミ@係長」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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