腹開きや尾頭付きなどが特徴的な、西日本のうなぎ。東日本とは違い、蒸しを入れずにパリッとした食感の蒲焼きが好まれる地域です。また、せいろ蒸しなどの調理法をとる地域もあるなど、幅広い形で楽しまれています。

　そこで今回は「西日本でうなぎがおいしいと思うのはどこ？」というテーマでアンケートを実施します。まずは、独特のうなぎの食文化が育まれている地域を3つピックアップして紹介します。

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大阪府

　蒸さずに表面のパリッとしたうなぎの食感が、特に愛されている大阪府。昔ながらの大阪地焼きスタイルをとっている名店が人気で、何度でも味わいたい魅力があるそうです。う巻きや肝吸いなどもリーズナブルな価格で提供している店舗も多く、地元の人だけでなく観光客にも愛されているうなぎ料理が多いのも特徴です。

京都府

　蒲焼きや白焼きなど、上品で繊細な味わいが楽しめるうなぎ料理店も多い京都府。和の趣きを感じながら老舗のうなぎ屋で食べる「うな重」は格別です。また、よりうなぎの味を堪能できるよう、ご飯とうなぎを別のお重で提供してくれる店もあるようです。さらに、うな重とひつまぶしを合わせて食べられる店など、さまざまな工夫が施された名店もあります。

福岡県

　うなぎとご飯が別々に提供されるのが一般的な、福岡県のうな重。それだけでなく、柳川市ではうなぎを焼き上げた後にせいろで蒸す、「うなぎのせいろ蒸し」も有名です。うなぎやタレの香りがフワッと感じられ、錦糸卵がアクセントとなっています。スッキリとした甘みに抑えられていて、洗練された味わいは多くの人から支持されています。

西日本でうなぎがおいしいのは？

　以上、3地域のうなぎ料理について解説してきました。その地域ごとに、うなぎの調理法が異なっている西日本。あなたが「ここのうなぎがおいしい」と感じるのはどこでしょうか？　ぜひ、下のアンケートから教えてくださいね！

参考

• うなぎ蒲焼の地域による違い｜大五うなぎ工房本店
• 福岡市で美味しいうなぎが食べられるお店 18選！｜Fukuoka bocco
• 柳川のうなぎについて｜柳川のせいろ蒸しなら日の出屋｜うなぎ蒲焼