人材採用や人材育成の支援をおこなう「文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所」は、2024年卒業予定の学生を対象に「企業の就職ブランド」についてアンケートを実施しました。2023年4月にその結果を「2024年入社希望者 就職ブランドランキング調査（前半）」として発表しています。

　今回は調査結果から、ホテル・レジャー・旅行業界の人気企業ランキングを紹介します。旅行需要が高まりつつある今、どの企業が注目を集めたのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：文化放送キャリアパートナーズ｜《24年卒》業界別順位発表。金融首位は日本生命保険、ITはＳｋｙ、食品は明治グループ。）

第2位：ミリアルリゾートホテルズ

　第2位には「ミリアルリゾートホテルズ」がランクイン！　1996年、株式会社オリエンタルランドの100％出資のグループ会社として設立されたミリアルリゾートホテルズ。「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」をはじめ「東京ディズニーランドホテル」など、全4つのディズニーホテルを経営・運営しています。近年は、ホテル「ハイアットリージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」にも共同出資するなど、事業エリアを拡大中です。

　ブランドビジョンとして「すべての瞬間を、かけがえのない想い出に―。」を掲げる同社。ゲストを直接導きサポートする「オペレーション部門」の業務をはじめ、ゲストが体験するサービスや過ごす空間を裏から支える「サポート部門」など、社内の業務は多岐にわたっています。レジャー施設として人気のディズニーリゾートおよびディズニーホテルですが、就職先としても学生人気が根強いことがわかります。

第1位：ニュー・オータニ

　そして第1位は「ニュー・オータニ」でした！　1964年、政府の要請により開業した「ホテルニューオータニ」などを運営するチェーンホテル運営会社です。「帝国ホテル」「ホテルオークラ」とともに、日本のホテルの「御三家」として知られています。

　日本のホテル業界初のメンバーシップ組織「ニューオータニクラブ」の発足、最新の空調技術や厨房システム、熱・紫外線カットのガラスなどを導入することで地球環境保全に貢献する「ハイブリッド・ホテルプロジェクト」の立ち上げなど、これまでさまざまな“業界初”の取り組みをおこなってきました。

　そんなニュー・オータニは、フロントやベルボーイといった接客の最前線に立つ社員からの意見を積極的に吸い上げるなど、社歴や立場に関係なく、社員のアイデアを積極的に取り入れていく企業風土があります。入社してすぐに活躍できるチャンスがあるのは、学生にとって魅力的ですね。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！