ねとらぼ調査隊では、2021年1月26日から2月11日までの間、「『ゴールデンボンバー』の中で好きなシングルは？」というアンケートを実施していました。

　2004年に結成したゴールデンボンバー。独自のスタイルで作り出す楽曲の数々は、世代を問わず好評を博しています。今回の投票では、4333票もの投票をいただきました。ありがとうございます！ 　さっそく結果を見てみましょう。

第10位：ガガガガガガガ

　第10位は、2019年2月に発売された「ガガガガガガガ」。丹羽庭さんの同名漫画をもとにしたNHKドラマ10「トクサツガガガ」の主題歌に起用された楽曲です。歌詞もメロディーもドラマの内容と深くマッチしています。

第9位：抱きしめてシュヴァルツ／童貞が！

　第9位は2008年5月にリリースされた「抱きしめてシュヴァルツ／童貞が！」。失恋をすがすがしく歌った「抱きしめてシュヴァルツ」と、デスボイスを利かせた「童貞が！」の対照的な2曲を収録しています。

第8位：死　ん　だ　妻　に　似　て　い　る

　第8位は2015年5月に発売された「死　ん　だ　妻　に　似　て　い　る」です。鬼龍院翔さん・喜矢武豊さん・歌広場淳さん・樽美酒研二さん、それぞれがボーカリストを務める4パターンが制作されました。

第7位：酔わせてモヒート

　第7位は「酔わせてモヒート」。2011年11月に発売され、MVには渡辺直美さんが出演していました。タイトル名には、「さり気なくモヒートを注文するカッコイイ男性になりたい」という鬼龍院翔さんの願望が込められているそうです。

第6位：また君に番号を聞けなかった

　第6位は、2010年10月に発売された「また君に番号を聞けなかった」。恋に憶病な男子学生が歌詞のモデルです。PVではゴールデンボンバーの4人が好演し、男子学生の言葉にしきれない思いを表現しています。

第5位：咲いて咲いて切り裂いて／まさし

　第5位は「咲いて咲いて切り裂いて／まさし」。2008年6月にリリースされました。「咲いて咲いて切り裂いて」は、ジャズとロックの要素を融合させた楽曲です。一方、「まさし」は、ヘビメタ調の激しいサウンドが特徴的。

第4位：僕クエスト

　第4位は「僕クエスト」です。2011年6月にリリースされ、アニメ「遊☆戯☆王ZEXAL」第1期の主題歌に起用されました。どれだけ親に怒られても、ゲームをプレイする少年が歌詞の題材となっています。

第3位：もうバンドマンに恋なんてしない

　第3位は、2009年11月にリリースされた「もうバンドマンに恋なんてしない」でした。得票数は350票と、全体の8.1％の票を獲得して3位にランクイン。

　季節の移り変わりと共に終わってしまった恋の模様を描写したミディアムバラードです。さわやかなサウンドが切なさを印象づけています。

　MVでは、ゴールデンボンバーのメンバーが曲の世界観を再現しています。なかでも、鬼龍院翔さんの女性らしい仕草は、歌詞に登場するヒロインそのものです。

第2位：トラウマキャバ嬢／元カレ殺ス

　第2位は、「トラウマキャバ嬢／元カレ殺ス」でした。得票数は448票と、全体の10.3％の票を獲得して2位にランクイン。

　2008年6月に発売され、どちらも恋に不器用な男性の一途な思いをイメージしています。「トラウマキャバ嬢」は、片思い中の男性の心情を歌ったラブソングです。

　そして、「元カレ殺ス」は、タイトル名だけでなく、歌詞の内容も衝撃的。彼女に心酔する男性の狂気と偏愛を描写しています。

第1位：101回目の呪い

　第1位は「101回目の呪い」。得票数は620票と、全体の14.3％の票を獲得して堂々の1位に輝きました。

　2014年1月に発売され、オリコン調べによるとゴールデンボンバーのシングル売上で第1位の座に輝いています（2021年3月時点）。生きづらさを感じる彼女、その彼女を全力で守ろうとする彼氏、2人の姿を描き出しています。

　コメント欄では「娘に教えてもらいハマりました。（中略）54歳のおじさんです」「もう金爆そのものが拠り所です」「101回目の呪いはアーティストとファンという関係性を再認識させられた斬新なシングルだったなと」と熱い声が多数寄せられていました。

PVやカップリング曲などを評価する声も

　「ドラマ仕立てのMVが好き」「PVがカワイイ」など、映像を評価するコメントが多数見られました。ゴールデンボンバーのMVやPVは、細部まで作りこまれ、曲の雰囲気とマッチしています。そのため、注目を集めているようです。

　また、「カップリングも素晴らしい曲が沢山あります」「アルバム収録曲から選びたい」というコメントが多くあり、表題曲以外も高い支持を得ていることがわかりました。