人材採用や人材育成の支援を行う「文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所」は、2024年卒業予定の学生を対象に「企業の就職ブランド」についてアンケートを実施しました。2022年10月～2023年3月中旬の結果を「2024年入社希望者 就職ブランドランキング調査（前半）」として2023年4月に発表しています。

　今回はその中から、商社業界の人気企業ランキングを紹介します。果たしてどの企業が注目を集めたのでしょうか。早速結果を見ていきましょう！

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

（出典：株式会社文化放送キャリアパートナーズ｜《24年卒》業界別順位発表。金融首位は日本生命保険、ITはＳｋｙ、食品は明治グループ。）

第2位：三菱商事

　第2位には「三菱商事」がランクイン！　東京都千代田区丸の内に本社を置く総合商社で、国内に11・国外に110もの拠点を有しています。世界約90の国・地域に広がる約1717の連結会社と協働し、天然ガス、総合素材、金属、食品産業など幅広い分野においてビジネスを展開。先日5月9日に発表した2023年3月期連結決算（国際会計基準）では純利益が前の期比26%増の1兆1806億円となり、過去最高益を更新しました。

　そんな三菱商事では人材育成に重きを置いており、“現場のプロ人材”から“経営人材”になるまで段階的に成長していける詳細なプログラムが用意されています。ITリテラシーの向上を図る「デジタル人材育成プログラム」など、時代に即したカリキュラムも魅力です。また全社員を対象とした「グローバル研修生制度」により、若手のうちに海外経験を積むことが必須となっている点も特徴。グローバルに活躍したい学生にとって非常に魅力的な商社といえるでしょう。

第1位：伊藤忠商事

　そして第1位は「伊藤忠商事」でした！　東京都と大阪府の2カ所に本社を構える総合商社で、世界62カ国に約100の拠点を持つグローバル企業です。繊維、機械、金属、エネルギー、食料、住生活、情報、金融など幅広い分野でビジネスを展開しています。非資源分野における高い収益力が特徴で、事業ポートフォリオで資源分野と非資源分野のバランスが良いため、資源価格の変動に収益が左右されにくいという強みがあります。

　伊藤忠商事では入社した新入社員に1人ずつ「指導社員」がつき、社会人としての意識や基本動作の習得、仕事の進め方や企業文化への理解の促進など精神面を含めた総合的な指導を行う「指導社員制度」が1年間提供されます。こうした手厚いサポートがある点も、高く評価されている要因かもしれません。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！