人材採用や人材育成の支援を行う「文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所」は、2024年卒業予定の学生を対象に「企業の就職ブランド」についてアンケートを実施しました。2023年4月にその結果を「2024年入社希望者 就職ブランドランキング調査（前半）」として発表しています。

　今回はその中から、食品業界の人気企業ランキングを紹介します。果たしてどの企業が注目を集めたのでしょうか。早速結果を見ていきましょう！

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調査概要

調査期間	2022年10月1日～2023年3月15日
調査対象	2024年春入社希望の「ブンナビ」会員 （現大学4年生、現大学院2年生）
有効回答数	24362人（うち男子13050・女子11312／文系18560・理系5802）、総得票数66966票

（出典：株式会社文化放送キャリアパートナーズ｜《24年卒》業界別順位発表。金融首位は日本生命保険、ITはＳｋｙ、食品は明治グループ。）

第2位：味の素

　第2位は「味の素」でした！　1909年に創業した食品メーカーで、世界初のうまみ調味料「味の素」をはじめ食品などを製造販売する「食品事業」と、アミノ酸の開発技術を電子材料や甘味料、医療分野などに応用した「アミノサイエンス事業」を軸に、幅広く事業展開しています。

　積極的に世界へ進出しており、現在は26カ国・地域に拠点を持ち、130カ国・地域で事業を展開しているグローバル企業です。アジア諸国などこれから経済発展が望める地域に多く進出している点も、就活生から人気を集める理由かもしれません。

　そんな味の素で注目されているものの一つが、昨今のDX推進の状況に合わせた独自の「ビジネスDX人財育成プログラム」。人工知能（AI）や機械学習、プログラミングなどを本格的に学べる内容となっており、日本でこれからさらに求められるであろう「DX人材」の育成に力を入れていることがわかります。

第1位：明治グループ（明治・Meiji Seika ファルマ）

　そして最も人気を集めた第1位は「明治グループ（明治・Meiji Seika ファルマ）」でした！

　明治グループは1916年に創業した「東京菓子」に始まり、これまで数多くの菓子や乳製品の生産・販売をしてきました。現在は主に食品事業と医薬品事業を展開しており、売上高と営業利益のいずれも約80％を食品事業が占めています。ヨーグルトやチョコレートなどで国内シェア1位を誇っており、日本を代表する食品メーカーの一つであるといえるでしょう。

　また、明治グループに属するMeiji Seikaファルマは2023年5月28日、米バイオ企業アークトゥルス・セラピューティクスが開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、日本国内での製造販売承認を厚生労働省に申請したと発表。医療分野での明治グループの活躍にも注目が集まっています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！