ねとらぼ調査隊では2023年4月30日から5月6日にかけて、「西日本で銘菓がおいしいと思うのはどこ？」というテーマでアンケートを実施していました。

　銘菓とは、特別な名前がつけられた、有名で由緒あるお菓子のことです。「旅行や出張の際に必ず買う」という人も少なくないのではないでしょうか？

　今回のアンケートでは、合計552票もの投票をいただきました。ありがとうございます！　さっそくランキングを上位から見ていきましょう。

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西日本で「銘菓」がおいしいと思う府県ランキング

第2位：京都府

　2位に選ばれたのは「京都府」です。得票数は73票、得票率は13.2％でした。

　古都・京都には伝統的な銘菓が数多くあります。例えばおみやげの定番である「生八つ橋」。もちもち食感とやさしい甘さが特徴です。ニッキや抹茶のほか、チョコレート、季節のフルーツなどさまざまなフレーバーがあるのも楽しいですよね。

　餅粉をベースにしたしっとりした皮につぶあんを包んだ「阿闍梨餅」、波形のクッキー生地に口溶けの良いクリームをはさんだ「千寿せんべい」なども有名です。北野天満宮の「長五郎餅」、西本願寺の「松風」など、時代を超えて愛される門前菓子もたくさんあります。

第1位：福岡県

　1位を獲得したのは「福岡県」です。得票数は111票、得票率は20.1％でした。

　福岡の銘菓といえば、お土産の定番「博多通りもん」のほか、独特な外見で知られる「鶏卵素麺」があります。安土桃山時代にポルトガルから長崎へと伝わり、のちに福岡・黒田藩の御用菓子となった鶏卵素麺は、卵黄と糖蜜のみで作られたお菓子。しっとりとした口当たりと卵の風味が楽しめます。

　ふんわりした生地に黄身あんを包んだ博多銘菓「鶴乃子」や、太宰府天満宮の参拝には欠かせない「梅ヶ枝餅」なども人気です。

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