「東京メトロ副都心線」の歴史を感じる駅名は?【人気投票実施中】
埼玉県和光市の「和光市駅」から東京都渋谷区の「渋谷駅」までの全16駅を結ぶ「東京メトロ副都心線」。池袋・新宿・渋谷の三大副都心をつなぐ副都心線のなかには、歴史を感じさせる名前の駅が数多く存在しています。
そこで今回は「『東京メトロ副都心線』の歴史を感じる駅名は?」というアンケートを実施します。名前の響きや漢字など、さまざまな理由から歴史を感じる駅名を教えてください! まずは編集部がピックアップした3つの駅名を紹介します。
小竹向原
東京都練馬区にある「小竹向原駅」。駅の構内に練馬区と板橋区の境界があり、西側の出口は練馬区「小竹町」、東側の出口は板橋区「向原」になっていることが、駅名の由来となっています。
小竹町の由来は江戸時代、この場所にあった小竹村から。向原についてははっきりと分かっていないものの、何かに向かい合う平地であったことに由来するといわれており、どちらも歴史を感じさせる名前といえそうですね。
雑司が谷
東京都豊島区にある「雑司が谷駅」。雑司が谷の由来については、南北朝時代に朝廷の雑色職(下級役人)であった人々が移り住んだという説などがあります。
この地を「雑司ヶ谷」と呼ぶように命じたのは江戸幕府の8代将軍徳川吉宗といわれており、江戸時代から続く歴史ある地名といえるでしょう。
明治神宮前
東京都渋谷区にある「明治神宮前駅」。人気地区の原宿にあるため、駅名の横に「原宿」と併記されています。駅名の由来となっている明治神宮は、明治天皇・昭憲皇太后の崩御後、2人を祭るための場所を求める国民の声を受けて創建された神社です。
およそ70万平方メートルの広大な鎮守の杜は、明治神宮創建にあたって全国から献木された約10万本を植えて作られた人工林。長い歴史を経て現在は自然の森のようになっています。
「東京メトロ副都心線」の歴史を感じる駅名は?
ここまで東京メトロ副都心線の駅を3つピックアップして紹介しました。今回のアンケートでは、東京メトロ副都心線の全16駅から、あなたが歴史を感じると思う駅名を選んで投票をお願いします。歴史を感じる理由も、ぜひコメント欄にお寄せください。それでは、みなさんのご投票をお待ちしています!
参考
- 副都心線(wikipedia)
- 東京メトロ副都心線(wikipedia)
- 小竹向原駅(wikipedia)
- 向原(板橋区)(wikipedia)
- 小竹向原エリア~再開発で注目される隠れた好アクセス立地(株式会社アドバンス・シティ・プランニング)
- 現町名40<小竹町 こたけちょう>(練馬わがまち資料館)
- 雑司が谷駅(wikipedia)
- 地名由来について探る 「雑司ヶ谷」村と記すよう命じた徳川吉宗(江戸東京下町文化研究会)
- 雑司が谷(錦絵でたのしむ江戸の名所)
- 明治神宮前駅(wikipedia)
- 明治神宮(wikipedia)
- 明治神宮とは(明治神宮)