本日6月11日は「国立銀行設立の日」です。1873年（明治6年）の今日、日本初となる銀行「第一国立銀行」が設立されました。近代日本経済の父と呼ばれる渋沢栄一さんが、「第一国立銀行」の設立に大きく貢献したことで有名。「国立」と社名に入っていますが実際は民間企業で、日本初の「株式会社」としても知られています。「第一国立銀行」は、日本銀行が設立されたことをきっかけとして、1896年に一般銀行に改組し「第一銀行」となりました。

　今回は「国立銀行設立の日」を記念して、「【30代以下が選ぶ】『一番安心だと思う銀行』ランキング」を紹介します。

　このランキングは、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、全国の30代以下を対象に実施した「一番安心だと思う銀行」についてのアンケート調査によるもの。

　現在の日本では、メガバンクを中心に、都市銀行から地方銀行、さらにネット銀行まで多くの銀行を利用できます。その中で、若い世代が「安心」だと思っているのは、どの銀行になったのでしょうか？

【30代以下が選ぶ】「一番安心だと思う銀行」ランキング

第2位：ゆうちょ銀行

　第2位は得票率が24.1%の「ゆうちょ銀行」です。2007年に誕生した日本郵政グループの銀行で、総貯金残高や通常貯金口座数はトップクラス。日本郵政グループということで、なじみ深い人も多く安心感があります。

　パソコンやスマホから利用できる「ゆうちょダイレクト」が便利。窓口が開いていない土日や深夜でも取引が可能で、さまざまな場面で活用できます。

　また、全国に約2万4000店舗の郵便局やゆうちょ銀行があり、店舗数が多いのも魅力。地方在住者でも利用しやすく、約3万2000台あるATMも便利です。

第1位：三菱UFJ銀行

　第1位は、得票率が25.3%の「三菱UFJ銀行」でした。2006年に「東京三菱銀行」と「UFJ銀行」が合併して誕生した銀行で、当初は「三菱東京UFJ銀行」として営業。その後、現在の「三菱UFJ銀行」へと改名することになります。

　三菱UFJフィナンシャル・グループの銀行で、3大メガバンクの一つとして世界的に事業を行っています。日本が世界にほこる銀行として、安心感を持っている人が多いのではないでしょうか。

　インターネットバンキングの「三菱UFJダイレクト」は、2022年度の「グッドデザイン賞」を受賞するなど、その使いやすさが好評です。

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