「大阪メトロ千日前線」で歴史を感じる駅名はなに?【人気投票実施中】
大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)の「千日前線」は、大阪市福島区の野田阪神駅から生野区の南巽駅までを結ぶ地下鉄路線です。比較的、短距離の路線ではありますが、大阪市内を地下鉄で移動したいときに便利な路線となっており、大阪市民の足としてはもちろん、観光客などにも重宝されています。
今回はそんな千日前線をテーマに、「『大阪メトロ千日前線』の歴史を感じる駅名は?」というアンケートを実施します。なんばや日本橋など14駅を通る千日前線で、あなたが「歴史を感じる」と思う駅名を教えてください。まずは千日前線の駅から3つをピックアップして紹介しましょう!
阿波座
「阿波座駅」は、大阪市西区にある駅です。大阪を代表するビジネス街のひとつである本町の西に位置する駅で、千日前線と中央線の2つの路線が乗り入れています。
阿波座(あわざ)という名前は近隣の地名からとられており、もともと阿波国(現在の徳島県)の商人が住みついて商いを始めたことに由来する説と、“阿波屋”という屋号を名乗っていた阿波屋(西村)太郎助の所領地だったからとする説などがあります。古くから商業の街として発展を遂げた大阪らしい歴史を感じさせますね。
なんば
「なんば駅」(正式表記は難波駅)は大阪市中央区にある駅です。このほかにも「なんば」の名前が付く駅が近くに6つ集まっており、千日前線のなんば駅は、御堂筋線・四つ橋線のなんば駅と連絡通路で接続しています。
「難波」の地名は、かつて海だったこの地に「難儀な波が打ち寄せる様子」から付けられたという説が有力なようです。かつては波打ち際だったという長い歴史を感じさせますね。なお、同駅名は先述の通り正式には漢字での表記ですが、案内上はひらがな表記で統一されています。
日本橋
「日本橋駅」は大阪市中央区にある駅です。千日前線と堺筋線の2つの路線が乗り入れており、大阪メトロなんば駅や近鉄・阪神の大阪難波駅などとは、「なんばウォーク」と呼ばれる地下街でつながっています。
駅名となっている「日本橋(にっぽんばし)」は、中央区から浪速区にかけての町名および周辺地域の地名で、東京都の秋葉原とならぶ有数の電気街・サブカルの街としても知られています。ちなみに、日本橋と書くと東京都の「日本橋(にほんばし)」を思い浮かべる人も多いと思いますが、かつては「日本」を「にっぽん」と読むことが多かったそうで、そういった経緯からも歴史を感じさせる名前といえるでしょう。
「大阪メトロ千日前線」の歴史を感じる駅名は?
ここまで「大阪メトロ千日前線」の駅名から3つを紹介しました。いずれも古くから商業の中心地として栄えた大阪の長い歴史を感じさせますね。
選択肢には、野田阪神駅から南巽駅まで「千日前線」の14駅を用意しています。あなたが歴史を感じると思う駅名にご投票ください。
また、歴史を感じると思う理由のほか、各駅やその地域の魅力、駅周辺のおすすめのスポットなども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしております!
参考
- Osaka Metro千日前線(wikipedia)
- 阿波座駅(wikipedia)
- 西区のあらまし(大阪市西区)
- 難波駅 (Osaka Metro)(wikipedia)
- 語源・由来|難波・太秦 関西の地名の由来(世田谷自然食品)
- 日本橋トリビア(日本橋菓房・国分グループ本社)
- 日本語研究室(テレビ朝日)
- 日本橋駅 (大阪府)(wikipedia)