ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、全国の社会人を対象に「企業からの評価が高いと思う国立大学」というテーマでアンケートを実施しました。

　全国の社会人の人たちから、「企業からの評価が高い」と支持されているのはどの国立大学だったのでしょうか。それでは早速、ランキングを見ていきましょう！

　なおアンケート対象の大学は、文部科学省のサイトを参考にリストアップしています。

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調査概要

アンケート実施日	2022年8月31日
調査対象	社会人
有効回答数	333

【全国の社会人に聞いた】「企業からの評価が高いと思う国立大学」ランキングTOP28！

第5位：北海道大学

　第5位は「北海道大学」でした。1876年開校の「札幌農学校」を源流とする国立大学です。「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」といった教育研究理念を掲げています。

　教育・研究に加え、研究成果の社会還元を「第三の使命」と捉え、産学官連携を推進。また、「北大リサーチ＆ビジネスパーク構想」を打ち出し、キャンパス周辺に、産業の創出などを行うビジネスパークを整える試みを行っています。

第4位：一橋大学

　第4位は「一橋大学」です。1875年、森有礼が私設した「商法講習所」を始まりとする大学です。日本で最も伝統のある社会科学系研究大学として、学界をリードしてきました。

　大学の出身者が多く産業界のリーダーとして活躍してきたことにより、高い就職率を誇ります。社会学研究科・経済学研究科などで「5年一貫教育」を行い、ビジネスや調査研究で役立つ能力の養成を図っているのも特徴です。

第3位：東京工業大学

　第3位は「東京工業大学」でした。1881年設立の「東京職工学校」を源流とする国立の理工系総合大学です。社会を導く革新的科学技術の創出を行う「挑戦し続けるフロントランナー」を大学のポリシーとしています。

　新産業の創出とイノベーションの促進に向けて、産業界とのさまざまな連携を行っているのも特徴です。企業とは、共同研究だけではなく、研究員の受け入れや、学術指導、技術相談といった取り組みも行い、産業界のパートナーとなるよう努めています。

第2位：京都大学

　第2位は「京都大学」です。1897年に「京都帝国大学」として創立された国立大学です。同大学の基本理念である「自由な基礎研究」のもと、「大学の知」を産業界につなげることで、未来創造や社会課題の解決を図る取り組みを実施。

　たとえば、大学と企業とで研究者や研究設備などを出し合う「共同研究」をはじめ、学生などを対象とした「起業相談」、大学発ベンチャーに対し資金や人材を支援する「京大発ベンチャー支援」といった産官学連携制度を設けています。

第1位：東京大学

　第1位は「東京大学」でした。東京大学は、1877年に創設された国立大学です。「社会との協創」を掲げ、国内外の学術機関、地域、産業界との連携を進めています。

　同大学では、民間との共同研究・受託研究が年間3000件を超えます。その中で、学内研究者からの連携研究テーマの提案である「産学連携プロポーザル」をウェブ上で公開。そのほか、起業相談などを行う「大学発ベンチャー支援」などにも取り組んでいます。

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