関東平野の南西部に位置し、首都である東京都に隣接している神奈川県。横浜港の開港に伴って諸外国の文化が流入するようになり、横浜を中心に日本の玄関口として発展してきました。

　2023年6月4日から6月11日にかけて、ねとらぼ調査隊では「神奈川県の地名でカッコいいのは？」というアンケートを実施していました。

　今回の投票では58の市町村を選択肢に用意したところ、1087票もの投票をいただきました。ありがとうございます！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：鎌倉市

　第2位は鎌倉市。得票数は99票と、全体の9.1％の票を獲得しました。県の南部、三浦半島の付け根あたりに位置する鎌倉市。かつて源頼朝が幕府を開き、武家が政治的な権力を持つ体制を確立させました。

　鶴岡八幡宮や円覚寺をはじめ、鎌倉時代という一時代が築かれた歴史を物語る史跡は現在も市内各地に残っています。2022年には大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放送され、源氏ゆかりの場所が注目されましたよね。

　そんな歴史ロマンを感じさせてくれる鎌倉市。地名の由来は、藤原鎌足が愛用していた鎌を埋めた伝説や、鎌倉の独特の地形など、実にさまざまです。

第1位：茅ヶ崎市

　第1位は茅ヶ崎市。得票数は128票と、全体の11.8％の票を獲得しました。湘南地域の中部に位置し、太平洋に面している茅ヶ崎市。1年を通して温暖な気候環境に恵まれているため、南国のリゾート地のような雰囲気が漂っています。

　海岸沿いは江ノ島や伊豆半島を眺めつつ、のんびりジョギングできる絶好のロケーションです。夏になればサザンビーチちがさきの営業が始まり、大きなにぎわいをみせています。マリンスポーツや茅ヶ崎市の風土に心がひかれ、遠方から移住したいという人も多いのではないでしょうか。

　地名の由来は、大昔この地が沼地だったところに茅（チガヤ）という植物が生い茂っていたという伝承です。「チガヤが生い茂る」が転じて、茅ヶ崎という地名になったのではないかと考えられています。

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