2023年6月時点では、松本潤さんが主演を務める「どうする家康」を放送中のNHK大河ドラマ。長い期間を通して偉人の生涯が丁寧に描かれ、幅広い世代から愛されています。

　そこでねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、関西在住者を対象に「再放送してほしい2010年以降のNHK大河ドラマ」というテーマでアンケートを実施。さっそく、ランキングを見ていきましょう。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

調査概要

アンケート実施日	2023年6月8日
調査対象	関西在住者
有効回答数	193人

【関西在住者が選んだ】2010年以降の「NHK大河ドラマ」で再放送してほしい作品ランキング

第5位：八重の桜

　第5位は、得票率8.3%の「八重の桜」です。2013年に放送された作品で、綾瀬はるかさんが主人公の新島八重役を熱演しました。

　会津の一家に生まれた八重は、会津戦争での敗北や仲間の死、そして夫との別れを経験して、新たな生き方を模索し続けることに。西洋文化にふれた青年・新島襄と再婚し、レディーファーストを重視した結婚生活を送ります。さらに日清戦争や日露戦争に仲間と篤志看護婦として従事するなど、常に自分の可能性を信じて、挑み続ける姿が描かれました。

第4位：軍師官兵衛

　第4位にランクインしたのは、得票率8.8%の「軍師官兵衛」。2014年に放送された作品で、黒田官兵衛役を務めた岡田准一さんは、抜群の身体能力を生かした迫真の演技を披露しました。

　官兵衛は、豊臣秀吉から「次の天下を狙う男」と恐れられた天才軍師。群雄割拠の戦国時代の中で「生き残りの達人」と呼ばれた官兵衛を中心に、織田信長や秀吉、徳川家康との鬼気迫る関係がダイナミックに描かれます。

第3位：鎌倉殿の13人

　第3位は、得票率9.3%の「鎌倉殿の13人」でした。2022年に放送された作品で、主人公の北条義時役は小栗旬さん、脚本は数多くの名作を作り出してきた三谷幸喜さんが担当。それまでは比較的マイナーな存在だった義時を取り上げることで、放送前から話題を集めたドラマでした。

　鎌倉時代を舞台とした作品で、美しい映像とスリリングなストーリー展開で義時の最期までを鮮烈に描ききりました。小栗さんの圧倒的な演技力をはじめ、源頼朝役の大泉洋さんや、北条政子役の小池栄子さんなど豪華な出演者陣も特徴的な作品です。

第2位：真田丸

　第2位にランクインしたのは「真田丸」。得票率は13%でした。2016年に放送された作品で、かつて「新選組！」を手掛けた三谷幸喜さんが脚本を担当。主人公の真田信繁（幸村）は堺雅人さんが演じ、大泉洋さん、長澤まさみさん、草刈正雄さんなど個性豊かな俳優陣が勢ぞろいしました。

　天才の父と秀才の兄の背を追いかけながら、常に迷い、悩み、苦しみながら成長していく信繁の姿がドラマチックに描かれます。三谷さんの脚本らしいテンポが良くウイットに富んだ会話劇や、堺さんの演技力などが多くの人から高く評価されたのでしょう。

第1位：龍馬伝

　第1位に輝いたのは、得票率19.7%の「龍馬伝」でした。2010年に放送された作品で、主人公の坂本龍馬役を福山雅治さんが担当。脚本は数多くの人気ドラマを作り出した福田靖さんが手掛け、幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視点で描かれるオリジナル作品として注目を集めました。

　福山さんは、肌を浅黒くして髪型をあわせるなど史実に基づいた役作りを実現。誰もが知る龍馬を、躍動感タップリに演じきりました。幕末の動乱で明治維新を大きく進める原動力となった、龍馬の生涯をダイナミックに描いた作品で、福山さん出演ドラマの代表作の一つとして挙げられます。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！