ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、関東在住の社会人を対象に「子どもに入学させたい東京都の私立男子中学」というテーマでアンケートを実施しました。

　東京には、中高一貫校など優秀な私立の男子中学が点在しています。東京都も含む関東在住の社会人が、「子どもに入学させたい」と支持したのはどの男子中学校だったのでしょうか？

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調査概要

アンケート実施日	2023年6月8日
調査対象	関東の社会人
有効回答数	176人

【関東の社会人が選んだ】子どもに入学させたい「東京都の私立男子中学」ランキング

第5位：武蔵中学校

　第5位には「武蔵中学校」がランクイン。練馬区豊玉上にある中学校で、周囲の自然豊かな環境も魅力。1922年に日本で初の「私立旧制7年制高校」として設立され、2022年には創立100周年を迎えました。

　「新生武蔵のグランドデザイン」として、少人数を生かした学習環境や「自調自考」の精神などこれまで培ってきた同校の良さを大切にしつつ進路希望の実現やさらなるグローバル化への対応など必要な進化を遂げようとしており、保護者からさらに人気が高まっているようです。

第5位：駒場東邦中学校

　同率で5位にランクインしたのは、「駒場東邦中学校」です。東邦大学が設置した世田谷区池尻にある中学校で、生徒の個性を尊重する自由な雰囲気の校風が人気。

　同校では中高6年間を「有機的・系統的」に結びつける独自のカリキュラムを提供し、「自分で考え、答えを出す」人材育成を行っています。早い時期から「文・理」に偏らないようにし、各教科でバランスの取れた学習能力を身に付けることを重要視しています。

第4位：早稲田中学校

　第4位には、「早稲田中学校」がランクイン。新宿区馬場下町に位置し、早稲田大学の系属校として知られています。これまで有名な国会議員を輩出するなど、都内の名門校として有名です。

　中高一貫校で進学先としては多くが早稲田大学を選びます。大学の近くに中学校があり、早稲田ならではの自主性が尊重された自由な校風が特徴的。「誠」「個性」「有為の人材」が教育目標で、世界に貢献できる人材育成を行っています。

第3位：麻布中学校

　第3位は「麻布中学校」です。港区元麻布にある都心部の学校で、政治家や経営者など日本を代表する人材を輩出している学校として知られています。自由でおおらか、自主自立の校風がニュースやバラエティ番組でも取り上げられることも多く、全国的にも知名度の高い学校です。

　教師のレベルが高いことでも知られ、それぞれが独自のカリキュラムを編成し生徒の学習意欲を引き出してくれます。生徒の思考力・創造力・感受性を育み、6年一貫教育の中で充実した学園生活を送ることができると期待されているようです。

第2位：開成中学校

　第2位に輝いたのは「開成中学校」でした。荒川区西日暮里にある学校で、2021年に創立150周年を迎えた伝統校として人気です。東京大学の合格者も非常に多く、関東だけでなく全国的にも有名な中高一貫教育を提供しています。

　創立150周年の記念事業として、「開成の未来を創る」をコンセプトに進学先となる開成高校の新校舎建築も推進。長い歴史の中でも常に一定の人気を誇る私立名門男子中学校として君臨しています。

第1位：早稲田大学高等学院中学部

　数ある名門校を抑えて見事1位を獲得したのは、「早稲田大学高等学院中学部」でした。練馬区上石神井にある同校は名前の通り早稲田大学の付属校として人気です。生徒は大学まで早稲田に進学するケースも多く、中学受験の時点からレベルが高いことで知られています。

　「早稲田の一貫教育」を中学生から受けることができ、専門分野に長けた優秀な教師が授業を実施。早稲田大学が掲げる「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を教旨として、早くから将来に向けた勉強を開始できます。

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