『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は、明治時代の日本を題材にした漫画です。主人公である緋村剣心のほかにも、数多くの剣豪が登場し、己の正義を信じて戦います。戦いのシーンで剣心が繰り出す飛天御剣流の技はすさまじく、数々の名場面を作り出しました。

　『るろうに剣心』はメディアミックスでもヒットしており、アニメ化や実写映画化など、その人気は衰えることなく健在。2012年には、佐藤健さん主演の実写映画が公開され、リアリティーを追求したアクションが話題になり、2021年4月23日には「最終章 The Final」、6月4日には「最終章 The Beginning」が上映予定です。

　そこで今回、『【るろうに剣心】飛天御剣流で最強の技を決めよう！』というアンケートを実施します。剣心が使う飛天御剣流であなたが最強と思う技を教えてください。では、飛天御剣流からいくつかの技を解説します。

龍槌閃（りゅうついせん）

　龍槌閃は、剣心が物語の序盤から多用している得意技のひとつです。素早く天高く飛び跳ねた後、敵の脳天めがけて一気に剣を振り下ろします。威力があるものの、致命傷を与えません。第1話では、龍槌閃一撃で身長およそ190センチの比留間伍兵衛を倒しました。

　ちなみに、弥彦は、十本刀の1人である蝙也との対決の最中、龍槌閃を模倣しました。蝙也が発生させる爆風を利用して空中に舞い上がり、強烈な一撃を食らわせています。

九頭龍閃（くずりゅうせん）

　剣心は師匠から奥義を学ぶ過程において、九頭龍閃を習得しました。九頭龍閃は、常人離れしたスピードで9種類の斬撃を連続で放つ突進術です。ひとつひとつの斬撃が一撃必殺の攻撃力を持っており、敵に防御や回避の隙を与えません。

　剣心は、殺さずの誓いを守るため、9番目の斬撃に剣の柄の部分を使います。なお、比古清十郎は飛天御剣流の技の中で九頭龍閃が最も得意です。恵まれた体格をいかし、九頭龍閃を発動させます。十本刀のひとりである不二と戦った際には、鬼の形相で九頭龍閃を撃ちました。

天翔龍閃（あまかけるりゅうのひらめき）

　天翔龍閃は、飛天御剣流の奥義。抜刀の後、足の踏み込みによって斬撃のスピードを極限まで高めます。最初の斬撃で周囲に突風を起こし、2度目の斬撃で敵を一刀両断する二段構成です。シンプルな技ではあるものの、あらゆる雑念を排除しなければ、不発に終わってしまいます。

　剣心は、人斬りの過去を昇華することによって天翔龍閃を会得しました。そして、志々雄真実や雪代縁など、強敵との戦いで使っています。

その他（コメント欄にお願いします）

　飛天御剣流には、紹介した以外にもたくさんの技があります。ひとつの技から派生した新たな技もあり、上記以外の技が印象に残っている人もいるでしょう。

　投票したい技の名前がないときは、「その他」の項目から投票してください。あわせて、技名や「〇〇のシーンでの一撃」など、コメントの記入もお願いします。皆さまの投票、お待ちしています。

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