1996年に「CESA大賞」としてスタートし、2006年から現在の名称で続いている「日本ゲーム大賞」。東京ゲームショウに出典したメーカーの作品から、最も評価の高いゲームを選定しています。売上や知名度が大きなポイントとなるため、その年ごとの世相が読み取れるのも見どころのひとつです。
そこで今回は、2006年以降の「日本ゲーム大賞」を一挙に振り返ってみたいと思います。みなさんのプレイしたゲームは大賞を受賞しているのでしょうか。まずは、ここ直近の5年の受賞作を見てみましょう。
(出典元:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会「日本ゲーム大賞」)
2016年:スプラトゥーン
2016年の日本ゲーム大賞は、任天堂Wii U用アクションシューティングゲームの「スプラトゥーン」。インクを撃ち合って陣地を広げるというユニークなシステムが印象的。「完全新作のシューティングゲームとして、一大ムーブメントを巻き起こした」点が大きく評価されました。2017年にはNintendo Switch用ソフト「スプラトゥーン2」が発売され、2022年には「スプラトゥーン3」が発売予定です。
2017年:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
2017年の大賞受賞作は、任天堂の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」でした。シリーズ初のオープンワールドを採用しているのが特徴で、日本ゲーム大賞のほかファミ通アワードやゴールデンジョイスティックアワードなど、さまざまな賞を獲得しています。2019年には続編を制作中であることが発表され話題を呼びました。
2018年:モンスターハンター:ワールド
2018年の受賞作は、「モンハンワールド」の略称で知られる「モンスターハンター:ワールド」。オフラインで1人遊ぶことも、最大4人でのオンライン協力プレイも可能です。PS4やXboxOneなどハードの性能をフルに活かしたグラフィックも高く評価されました。
2019年:大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
2019年の日本ゲーム大賞は、Nintendo Switch用対戦アクションゲームの「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」でした。歴代作品のなかからどのファイターが参戦するのか注目を集める中、「全員参戦」という嬉しいサプライズを起こしました。その人気は日本国内にとどまらず、格闘ゲーム(ファイティングゲーム)の世界売上1位を達成しています。
2020年:あつまれ どうぶつの森
そして、2020年の大賞に輝いたのは「あつまれ どうぶつの森」でした。新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要から、社会的なブームにまでなった本作。ただのゲームとしてだけでなく、コミュニケーションツールとしても大きく注目されました。
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