リクルートが発行する情報誌『じゃらん』は、東北から九州に住む男女を対象に「2022年に宿泊旅行で訪れたことがある『もう一度行きたい観光地』」というテーマでアンケートを実施しました。

　本記事では「東海」地方のランキングを紹介します。なお、満足度は、各観光地を宿泊旅行で訪れた人の「もう一度行きたい」割合を指しています。多くの人から人気を集めたのは、どの東海の観光地だったのでしょうか。それでは結果を見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：リクルート「『じゃらん』人気観光地 満足度ランキング2023 調査結果発表」）

第2位：金沢・湯涌（石川県）

　第2位は「金沢・湯涌（石川県）」でした。満足度は64.2％です。金沢市は城下町として栄えたことから、金沢城公園や兼六園といった歴史を感じられるスポットが点在しています。また現代アートが楽しめる「金沢21世紀美術館」なども人気です。

　湯涌温泉は、金沢市の東南部の山あいに位置する小さながらも歴史的な温泉地で、金沢温泉郷の象徴となっています。金沢市の市街地からは車で約30分。交通の利便性が高い一方で、人里離れた落ち着いた環境であり、リラックスできるのがうれしいポイントです。

第1位：下呂温泉（岐阜県）

　第1位は「下呂温泉（岐阜県）」でした。満足度は64.7％です。1930年の下呂駅の開業や、JR高山線の開通などを経て発展してきた下呂温泉。江戸時代の儒学者「林羅山」は、下呂温泉を有馬、草津とともに「天下の三名泉」と称しました。

　下呂温泉の象徴とも言える「噴泉池」は、温泉街の中央を流れる飛騨川の河川敷に位置しています。源泉に触れたり、写真撮影をしたりするのに最適なスポットで、旅の記念にぴったりです。

　日帰り入浴施設も点在しており、湯めぐりを楽しみたい人には「湯めぐり手形」がおすすめ。これを利用すると、手形に加盟する旅館から3カ所を選んで入浴でき、各旅館の温泉を堪能できます。

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