現在は松本潤さん主演の「どうする家康」を放送中のNHK大河ドラマ。どの作品も約1年を通して偉人の生涯が丁寧に描かれ、幅広い世代から愛されているドラマシリーズです。

　そこで、ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、北海道・東北在住者を対象に「再放送してほしい2010年以降のNHK大河ドラマ」というテーマでアンケートを実施。北海道と東北地方に住んでいる視聴者から、人気が高いのはどの作品でしょうか？　さっそく、ランキングを見ていきましょう。

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調査概要

アンケート実施日	2023年6月8日
調査対象	北海道・東北在住者
有効回答数	131人

【北海道・東北在住者が選んだ】2010年以降の「NHK大河ドラマ」で再放送してほしい作品ランキング

第5位：西郷どん

　第5位は、得票率が10.7%の「西郷どん」です。2018年に放送された作品で、主人公の西郷隆盛を鈴木亮平さんが担当。日本人の多くが知る明治維新を成し遂げた西郷が、どのようにして成長して日本を変えたのかを描いています。

　薩摩にある貧しい下級武士の家で生まれ育った西郷は、困っている人を見ると放っておけない性格。薩摩藩主・島津斉彬や勝海舟、坂本龍馬らと出会い革命家として目覚めていく様子が描かれています。

第4位：八重の桜

　第4位にランクインしたのは、得票率11.5%の「八重の桜」。2013年に放送された作品で、綾瀬はるかさんが主人公の新島八重役を熱演しました。「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた八重の生涯が描かれています。

　会津藩の砲術指南をする山本家に生まれ、会津戦争での敗北や仲間の死、夫との別れを経験しながらも、女性として常に自分を信じて生き抜く八重の強い姿に感銘を受けた人も多かったでしょう。

第3位：龍馬伝

　第3位は、得票率12.2%の「龍馬伝」でした。2010年に放送された作品で、数多くの人気ドラマを生み出す福田靖さんが脚本を手掛けています。

　日本を発展させた経済人・岩崎弥太郎の視点で、坂本龍馬の活躍ぶりを語るオリジナル作品。日本人なら誰もが知る風雲児・龍馬を、主演の福山雅治さんが魅力タップリに表現しました。幕末に起きた動乱の中で、明治維新を大きく進めた龍馬の生涯が描かれています。

第2位：真田丸

　第2位は「真田丸」で、得票率は13.0%でした。2016年に放送された作品で、「戦国時代最後の名将」と呼ばれた真田幸村が、天才と呼ばれた父と秀才の兄の背を追いかけながら、常に迷い、悩み、苦しみながら成長する姿が描かれています。

　主演は堺雅人さんで、共演には大泉洋さん、長澤まさみさん、草刈正雄さんなど個性豊かな俳優陣が勢ぞろいしました。さらに、かつて「新選組！」を手掛け話題を集めた三谷幸喜さんが脚本を担当し、テンポの良い会話劇も魅力の一つとなっています。

第1位：鎌倉殿の13人

　第1位に輝いたのは、得票率が13.7%の「鎌倉殿の13人」でした。2022年に放送された作品で、主人公の北条義時役を小栗旬さんが務めました。脚本は「真田丸」と同じく三谷さんが担当。一般的には知名度が低い義時を主役に据える意欲作だと、放送前から話題を集めたドラマでした。

　作品は鎌倉時代を舞台として、源頼朝に仕えていた二代執権の義時が、どうやって武士の頂点に上り詰めたかを解き明かしていきます。大河作品では常連ともいえる小栗さんを中心として、出演者陣には源頼朝役の大泉洋さんや、北条政子役の小池栄子さんなども名を連ねています。

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