福島の美しいと思う地名は?【人気投票実施中】
東北地方の南に位置する福島県。面積は北海道、岩手県に次いで全国第3位の広さを誇ります。県内には南北に延びる山地によって大きく3つの地域に分けられ、それぞれ気候や歴史などが違っているのが特徴です。
そこで今回は「福島の美しいと思う地名は?」というアンケートを実施します。さまざまな地名がある中、「響きが美しい」「漢字が美しい」と思う福島県の地名を教えてください! まずは編集部がピックアップした3つの地名を紹介します。
福島市
福島県の中央部「中通り地方」の北に位置する「福島市」は、古くは福島城を中心とした城下町として栄えた歴史ある街。桃や梨、ブドウなどの果物と、江戸時代に松尾芭蕉も立ち寄ったとされる古湯「飯坂温泉」をはじめとする温泉地などが有名です。
福島の由来には諸説あり、福にあやかったとする説などがあります。また、信夫山(しのぶやま)に季節風が吹き付けたことから「吹島」と呼ばれるようになったという伝説もあるようです。雄大な自然を感じさせる、とても美しい地名といえそうですね。
会津若松市
福島県西部「会津地方」の中心的都市である「会津若松市」。江戸時代には会津藩が置かれ、幕末の戊辰戦争では、旧幕府側の一大抵抗拠点になった歴史の舞台としても有名です。
「会津」の地名は、『古事記』などでは「相津」と書かれていました。諸国平定の任務を終え、越後(現在の新潟県)からこの地に来た「大毘古命(おおひこのみこと)」と、常陸(現在の茨城県)から来た建沼河別命「(たけぬなかわわけのみこと)」がこの地で出会ったのが由来という伝説があります。
郡山市
中通り地方の中央部に位置する「郡山市」は、東北地方でも上位の経済規模の街となっています。
郡山市の地名の由来は、701年に制定された律令制度にまでさかのぼります。律令制度では全国を「国」と、その下の「郡」「里」にわけて統治する制度が採られていました。当時の郡山市周辺には郡の役所である「郡衙」が設置されていたため、周辺が「郡山」と呼ばれたというのが由来といわれています。
福島の美しいと思う地名は?
福島県の地名から3つをピックアップして紹介しました。投票対象の中から、あなたが美しいと思う地名を選んで投票をお願いします。「美しい」と感じる理由や一押しのポイントなども、ぜひコメント欄にお寄せください。それでは、みなさんのご投票をお待ちしています!
参考
- 第1章 わたしたちの福島県(福島県)
- 福島県の概況(福島県)
- 福島市はこんなまち(福島市)
- 福島ってどんなところ?福島県の文化・食べ物・お祭り・県名の由来などを紹介!(For your LIFE)
- 福島県のすがた 県名の由来(福島県)
- 会津若松市の概要(会津若松市)
- 郡山市はこんなまち(郡山市)
- 地名の由来(郡山市)
- 福島市(Wikipedia)
- 会津若松市(Wikipedia)
- 郡山市(Wikipedia)