「相模線」でカッコいいと思う駅名は?【人気投票実施中】
相模線は神奈川県を走る路線で、茅ヶ崎市の茅ケ崎駅から相模原市の橋本駅までを結んでいます。相模川に沿って走っており、神奈川県内を南北方向に移動する際に利用されています。
今回はそんな相模線をテーマに「『相模線』でカッコいいと思う駅名は?」というアンケートを実施します。「漢字がカッコいい」「響きがカッコいい」といった駅名にご投票ください。まずは相模線の駅を3つピックアップして紹介します。
茅ヶ崎
「茅ケ崎駅(ちがさきえき)」は茅ヶ崎市にある相模線の起点駅。相模線と東海道本線が乗り入れているため、南北方向と東西方向どちらの移動にも便利です。地名には小文字の「ヶ」、駅名には大文字の「ケ」が使われており、茅ヶ崎の名はイネ科の植物「チガヤ」に由来しています。
チガヤが海岸に多く自生していることと、海岸線が沖に突き出した地形を表して、「チガヤが生える岬」で茅ヶ崎になったそうです。チガヤは「世界最強の雑草」と呼ばれるほど生命力にあふれた植物なので、駅名にも力強さやたくましさを感じますね。
厚木
「厚木駅」には“厚木”の名称が使われていますが、駅があるのは厚木市ではなく海老名市。相模線と小田急小田原線が乗り入れているので、小田原市や都心へのアクセスに便利です。厚木の地名の起源は古く、1338年の史書に登場する「相州厚木郷」という文言が始まりとされています。
由来は諸説ありますが、木材の集散地だったために「木を集める」がアツメギ、アツギと変化していった説が有力です。「厚」という漢字は「重厚」「温厚」といった言葉に使われるので、駅名にもどっしりとした印象があります。
海老名
「海老名駅」は海老名市にある駅。相模線・小田急小田原線・相模鉄道本線の3路線が乗り入れており、相模線の駅の中でも特に乗り換えに便利な駅です。
地名の由来ははっきりとしていませんが、かつて入江に大きな海老が生息していたという説話が神奈川県最古の神社「有鹿神社」の縁起に書かれています。またエビの語源としては、イビ(ユビ)と同じく「節があって曲がっているもの」をあらわす語だといわれており、転じて「階段状の地形」を意味する地名語となったと考えられています。
「相模線」のカッコいいと思う駅名は?
ここまで相模線の駅の中から3つを紹介してきました。このほか、相模線の駅の中で、カッコいいと思う駅名はどこでしょうか。それではアンケートへのご協力、よろしくお願いします!
参考
- 相模線(Wikipedia)
- 相模線の時刻表・停車駅(ジョルダン)
- 各市町の名前の由来(広報ふじさわ2020年2月10日号)
- 茅ケ崎駅(Wikipedia)
- 市域の変遷(厚木市)
- 厚木駅(Wikipedia)
- 海老名市の地勢(海老名市)
- 海老名駅(Wikipedia)