ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の会社経営者・役員・金融関係者を対象に「一番知名度が高いと思う近畿地方の私立大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　多くの会社経営者・役員・金融関係者から、「一番知名度が高い」と思われているのは、近畿地方のどの私立大学だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

　なお、アンケート対象の大学は、文部科学省のサイトを参考にリストアップしています。

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調査概要

【会社経営者・役員・金融関係者が選ぶ】「一番知名度が高いと思う近畿地方の私立大学」ランキング

第2位：同志社大学

　第2位は、得票率22.6％の「同志社大学」でした。

　京都市上京区に本部を置く同志社大学は、1875年に開校した「同志社英学校」を前身とする私立大学で、1920年に大学が開校しました。キリスト教精神に基づく「良心教育」を建学の精神に、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」を教育理念に掲げ、これまでに30万人を超える卒業生を輩出してきました。

　そんな同志社大学では、英語で授業を行う「グローバル・リベラルア一ツ副専攻」を開講。留学生を含めた少人数編成での教育を行っていて、海外との交流や留学プログラムなども充実しています。就職率も高く、大企業や金融業界に進む人も少なくないため、このような結果につながったのかもしれません。

第1位：近畿大学

　第1位は「近畿大学」で、得票率は25.8％でした。

　大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学は、1925年創立の「大阪専門学校」と1943年創立の「大阪理工科大学」が前身で、1949年にこの2つの学校を合併し、設立されました。「実学教育」と「人格の陶冶（とうや）」を建学の精神に、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を教育の目的に掲げています。

　近畿大学は、2023年度の一般入試ののべ志願者数が全国1位となり、10年連続で大記録を達成しています。また、「THE世界大学ランキング2023」では、近畿地方の総合大学では3位に、近畿地方の私立大学に限定すると1位となるなど世界的にも高く評価されています。そのほか、世界初のクロマグロの完全養殖「近大マグロ」など、研究や教育が注目されていることも、支持を集めた要因ではないでしょうか。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！