【宮藤官九郎】「クドカン脚本ドラマ」人気ランキングTOP21! 第1位は「ごめんね青春」に決定!【2021年最新調査結果】
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「クドカン」の愛称でお馴染みの宮藤官九郎さんは、日本アカデミー賞の脚本賞を受賞した経験もある、実力派の脚本家です。これまで手掛けてきた作品は多岐に渡りますが、濃厚なキャラクターやストーリーはどれも魅力的で、いずれの作品にも多くのファンがいます。
ねとらぼ調査隊では、2月24日から3月9日まで、「あなたが好きな宮藤官九郎脚本のドラマは?」というテーマでアンケートを実施しました。対象となったのは21作品、果たしてどのような結果となったのでしょうか? それでは、結果を見ていきましょう。
第10位:うぬぼれ刑事
第10位は、「うぬぼれ刑事」。得票数は90票でした。
「うぬぼれ刑事」は、2010年にTBSで放送されていたドラマです。婚約者に逃げられた刑事・うぬぼれは、運命の女性探しに奔走する日々の中で、多くの女性と出会っていきます。しかし、その女性たちはいずれも、うぬぼれが調査する事件の犯人という不運っぷり。それでもめげないうぬぼれは、犯人である女性たちに「自分の求婚を受け入れるか、逮捕か」の選択肢を突き付けていき、見事に犯人たちに振られていくのでした。
主演はTOKIOの元メンバーである長瀬智也さんが務めました。脇を固めるのは、生田斗真さんやおぎやはぎの矢作兼さん、要潤さんなど豪華なキャスト陣です。サスペンスとコメディ、そしてラブストーリーの要素を持つ異色の刑事ドラマでしたが、第29回向田邦子賞を受賞するなど、高い評価を獲得しています。
第9位:マンハッタンラブストーリー
第9位は、「マンハッタンラブストーリー」。得票数は138票でした。
「マンハッタンラブストーリー」は、2003年10月に放送。純喫茶「マンハッタン」を舞台に、店長が常連客の恋愛事情に巻き込まれていくコメディラブストーリーです。登場人物は片思いの連鎖の中におり、どんな着地をするのか分からない大人の恋愛要素も多く含まれた作品でした。
主演はTOKIOの松岡昌宏さんで、付け髭に蝶ネクタイが特徴の無口なキャラクターをコミカルに演じ切りました。常連客役には小泉今日子さん、及川光博さん、松尾スズキさんなど、大人のキャスト勢が揃っています。また、船越英一郎さんが本人役で登場しているのもポイント。登場人物それぞれが抱える意外な秘密がストーリーのアクセントとなっていた、クドカン流の大人の恋愛ドラマです。
第8位:俺の家の話
第8位は、「俺の家の話」。得票数は161票でした。
「俺の家の話」は、2021年にTBSで放送されていた、伝統芸能の後継者問題と介護問題を描いたホームドラマです。能楽の人間国宝である父を持つプロレスラーの主人公が、父が病気で倒れたことをきっかけにレスラーを引退して実家へ戻ることを決意。しかし、奇跡的に復活した父は突然、介護ヘルパーとの結婚を宣言するなど、家族は波乱の介護生活へ突入していきます。
主演の長瀬智也さんはプロレスラー役ということで、増量と筋トレに勤しんでキャラづくりをしていたそうです。大きな社会問題をテーマに取り上げつつも、どこか和やかな雰囲気のあるストーリーが特徴的でした。最後の展開は切ないながらも、余韻の残るものでしたね。
第7位:流星の絆
第7位は、「流星の絆」。得票数は165票でした。
2008年に放送された「流星の絆」は、東野圭吾さんの推理小説を原作とした作品。幼い頃、流星群を見に家を抜け出している間に両親を惨殺された、という悲しい過去を持つ三兄妹を二宮和也さん、錦戸亮さん、戸田恵梨香さんが演じています。養護施設を出た3人は詐欺を行いながら暮らすなかで、事件の真犯人らしき人物を発見し、真実を追い求めていきます。
復讐劇という重いテーマであるものの、笑いの要素を取り入れたり、3人が詐欺を働くシーンを劇中劇で表現したりと、クドカンらしさのおかげで楽しく見ることができます。ある秘密を抱えながらもゆるがない3人の絆、そして恋心など、見どころ満載です。
第6位:いだてん~東京オリムピック噺~
第6位は、「いだてん~東京オリムピック噺~」。得票数は197票でした。
「いだてん〜東京オリムピック噺〜」は、2019年に58作目の大河ドラマとしてNHKで放送されました。1912年に日本が初めて参加した夏季オリンピック・ストックホルムオリンピックから、1964年の東京オリンピック開催までの52年間を舞台としています。
物語の主人公となる、マラソンで日本人初のオリンピック出場を果たした金栗四三さんを中村勘九郎さん、東京オリンピック招致に尽力した田畑政治さんを阿部サダヲさんが演じています。途中で主人公が変わる、リレー形式のドラマとなっているのも特徴です。
第5位:池袋ウエストゲートパーク
第5位は、「池袋ウエストゲートパーク」。得票数は210票でした。
東京・池袋の池袋西口公園を舞台に、若者たちのワイルドに生きる姿をリアルに描いたドラマ「池袋ウエストゲートパーク」。原作は石田衣良さんの同名小説ですが、登場人物の設定が異なったり、コミカルな要素が盛り込まれていたりと、クドカンらしいオリジナリティが発揮されています。
長瀬智也さん演じる主人公・マコトは元不良のフリーター。「めんどくせぇ!」が口癖ですが、池袋で起きたさまざまな事件に持ち前の好奇心と人の良さから首をつっこみ、型破りな方法で解決していきます。加藤あいさんや窪塚洋介さん、山下智久さん、佐藤隆太さん、妻夫木聡さんなど数多くの人気俳優が出演しており、いまなお根強い人気のある作品です。
第4位:木更津キャッツアイ
第4位は、「木更津キャッツアイ」。得票数は241票でした。
千葉県木更津市を拠点とする草野球チーム・木更津キャッツに所属する面々は、主人公のぶっさんこと田渕公平が末期がんで余命宣告を受けたことをきっかけに、怪盗団・木更津キャッツアイを結成。時にはトラブルに巻き込まれながら、残された青春時代を仲間たちと過ごす様子を描いた、コメディドラマです。
主演はV6の岡田准一さん。木更津キャッツアイの仲間として、嵐の櫻井翔さんや岡田義徳さん、塚本高史さん、佐藤隆太さんが出演していました。放送当時は多くのファンが木更津を訪れるなど、今でいう聖地巡礼が行われていました。その根強い人気から、2回の映画化を果たしています。
第3位:タイガー&ドラゴン
第3位は、「タイガー&ドラゴン」。得票数は357票でした。
「タイガー&ドラゴン」は、2005年放送のテレビドラマ。当初は2時間の単発ドラマとして放送されましたが、後に連続ドラマ化しています。落語の世界にヤクザの要素を組み合わせた、異色作として話題になりました。タイトルはクレイジーケンバンドの同名曲からで、オープニングテーマ曲としても採用されています。
主演は長瀬智也さんと岡田准一さん。ドラマ中では落語を披露するシーンもしっかりと演じており、その落語がストーリーにも関連していきます。このドラマの影響で落語に興味を持った、という視聴者も多かったのではないでしょうか。長瀬智也さんの「タイガータイガーじれっタイガー」は、一度聞くと頭に残って、ふと口ずさみたくなるフレーズ。
第2位:あまちゃん
第2位は、「あまちゃん」。得票数は427票でした。
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」は、2013年に放送された作品です。東京育ちの主人公・アキは、岩手県の架空の街・北三陸市に越してきたことをきっかけに、海女になることを決意。さらに、親友のユイと共にアイドルとしての活動も始めていくことに。アキの口癖「じぇじぇじぇ」は、多くの人が真似て使うようになり、その年の「ユーキャン新語・流行語大賞」で年間大賞に選ばれるほどブームとなりました。
本作がドラマ初主演だった能年玲奈さん(現・のんさん)。能年さんが演じた主人公の明るくかわいらしいキャラクターの人気は高く、多くの人に愛されました。また、ドラマ後半では、2011年3月11日に発生した東日本大震災とその復興についても、スポットが当てられています。多くの人の胸に響き、社会現象を巻き起こした作品です。
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第1位:ごめんね青春!
第1位は、「ごめんね青春!」。得票数は733票でした。
「ごめんね青春!」は、TBSで2014年に放送されていたドラマです。仏教系の男子校とカトリック系の女子校の合併が決まり、合併前に先行して共学クラスを設けることに。そのクラス担任を務めることになった主人公の原平助を始め、それぞれに問題や過去のわだかまりを抱えている登場人物たちですが、徐々にお互いを理解しあうようになります。それぞれの問題へと向き合いながら、両校合同文化祭「青春祭」の実施に向けて進んでいく、というストーリー。
多数のドラマに携わってきた宮藤さんですが、学園ドラマは本作が初でした。主演は錦戸亮さんと満島ひかりさん。頼りなく弱腰な男子校教師と、さばさばとした女子校教師を魅力的に演じています。また、永山絢斗さんや重岡大毅さん、波瑠さんやトリンドル玲奈さんなど、豪華なキャストが勢ぞろいしていました。
コメント欄で多かったのは……
見事1位に輝いた「ごめんね青春!」は、コメント欄でも多くの支持の声が寄せられていました。再放送を望む声も見られましたが、多かったのは主演の2人を含めた個性的なキャラクター達についてです。
- 「ごめんね青春!」の錦戸亮くんと満島ひかりちゃんの軽妙な掛け合いが面白かった。仏教校とカトリック校、男子校と女子校の合併という設定も日常に無さそうだけどあったらこんな風に面白いのかな? と想像させるクドカンさんの才能。周りの先生や生徒の俳優さんもキャラが濃くて最高でした
- 笑いあり。ホッコリあり。涙あり。生徒と共に成長していく、変わっていく先生方、学校側。キャラ設定もとても良かった! お母さんと平ちゃんのシーン好きでした! 大好きなドラマです
- 本当に面白くて毎週楽しみでした。錦戸さんの情けない表情とか見るのが楽しかったし、満島さんの颯爽とチャリンコ漕ぐ姿も好きでした!
今後の作品でも、また新しく魅力的なキャラクターが次々登場することでしょう。次の“クドカン”ドラマではどんなキャラクターを、どんな俳優さんが演じるのでしょうか? 期待が膨らみますね。
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