ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、地元在住の社会人を対象に「優秀な生徒が多いと思う静岡県の公立高校」というテーマでアンケートを実施しました。

　静岡県に住む社会人から見て、「優秀な生徒が多いと思う」のはどの公立高校だったのでしょうか？　さっそく結果を見ていきましょう。

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調査概要

アンケート実施日	2023年6月29日
調査対象	地元在住の社会人
有効回答数	110人

【地元在住の社会人が選んだ】優秀な生徒が多いと思う「静岡県の公立高校」ランキング

第5位：富士高校

　第5位は、得票率7.3%の「富士高校」です。富士市にある高校で、1922年に「県立富士中学校」として設置。1948年に「静岡県立富士高校」に移行し、定時制課程も設置されました。

　校訓は「克己心身を練れ 勤勉実力を養え 至誠事に当れ」として、「社会の発展に寄与するために、主体的に学び続ける人材を育てる」ことを目標としています。「視野の広さ」「主体性」「行動力」など8つの資質・能力を身に付けるため、さまざまなプログラムを実施。部活動では全国で活躍する部もあり、文武両道を実践しているのも魅力のようです。

第4位：沼津東高校

　第4位は、得票率8.2%の「沼津東高校」でした。沼津市にある高校で、1900年に中学校として設置認可されました。卒業生は東京大学をはじめ有名国公立大学や私立大学に多数進学している名門校です。

　普通科の他に理数科が設置されている沼津東高校では、単位制を取り入れて柔軟なカリキュラムを編成。少人数講座も展開するなど、生徒の進路希望に合わせてきめ細かいサポートを行っています。また、2021年度からは県教育委員会により「オンリーワン・ハイスクール（医療人材の育成重点校）」に指定。「チームメディカル」として、医療従事者を志す生徒に独自の育成プログラムを1年次から実施しています。

第3位：藤枝東高校

　第3位にランクインしたのは、得票率9.1%の「藤枝東高校」です。1924年に開校した「静岡県立志太中学校」を起源とし、「未来社会を切り拓いていく人材」の育成を目標としています。

　カリキュラム・ポリシーとしては文理融合型教育を推進し、さまざまな分野の学問を学べるプログラムを提供。2021年には県教育委員会から「イノベーション・ハイスクール」に指定され、「協働力」「共感力」など8つの力を育成するカリキュラム開発を実施しています。

第2位：静岡高校

　第2位は「静岡高校」。得票率は19.1%です。静岡市にある高校で、1878年に創立された伝統校として有名です。「われわれは勉強を本分とする・われわれは人に迷惑をかけない・われわれは自主的に行動する」という実践目標を掲げています。

　教育の特色としては「65分授業」と「土曜授業」を実践。平日は原則15時5分に授業が終了し、部活動や自学の時間を充実させられるよう調整。また、県教育委員会から「オンリーワン・ハイスクール事業」の「イノベーション・ハイスクール」に指定されており、医療人材の育成をはじめとする有為な人材の育成に取り組んでいます。

第1位：浜松北高校

　第1位は「浜松北高校」で、得票率は25.5%でした。浜松市にある高校で、1894年に設立された「静岡県尋常中学校浜松分校」を起源とします。普通科と国際科を設置しており、幅広い選択科目があるのが魅力の一つ。国際科では「English Day」や海外とオンラインで行う「課題解決型学習」など、さまざまな教育プログラムを実施しています。

　卒業生は名古屋大学や静岡大学を中心に、全国の難関の国立大学や私立大学へ多数進学しています。

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