ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、山形県在住者を対象に「優秀な生徒が多いと思う山形県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　多くの山形県在住者から「優秀な生徒が多い」と思われているのは、どの公立高校だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年7月11日
調査対象	山形県在住の男女
有効回答数	360

【山形在住者が選ぶ】「優秀な生徒が多いと思う山形県の公立高校」ランキング

第5位：山形中央高校

　第5位は「山形中央高校」で、得票率は4.2％でした。

　山形市にある山形県立山形中央高等学校は、1946年に開校した「山形公民中学校」を前身とする県立高校。「友愛・自由・平等・団結」を校訓に掲げ、これまでにプロ野球選手やオリンピック出場選手なども輩出してきました。

　学習・進路面では、探究型学習を実施。例えば、地域や大学と連携して行った、ボードゲーム「カタン」を用いた、七日町や蔵王温泉の新たな魅力発見への取り組みなどが高く評価されました。生徒は周囲と協力しながら主体的に判断する力や柔軟に対応する力を身につけています。また、運動部では近年、野球部が甲子園出場を果たすなど、活躍がめざましい学校です。

第4位：米沢興譲館高校

　第4位は「米沢興譲館高校」で、得票率は7.8％でした。

　米沢市にある山形県立米沢興譲館高等学校は、1697年に設置された「米沢藩学館」を前身とする県立高校。「自他の生命を尊重する精神」「己を磨き、誠を尽くす精神」「世のために尽くす精神」を意味する「興譲の精神」を教育精神として掲げており、高い志を持つ次代のリーダーとなる人材の育成を行っています。

　同校は、文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール（SSH）」に指定されているほか、ユネスコスクール・キャンディデート校にも指定されています。また、姉妹校である台湾大附属高級中学をはじめ、海外の学校との国際交流にも注力。近年では、多くの卒業生が国公立大学に進学しました。

第3位：山形南高校

　第3位は「山形南高校」で、得票率は8.1％でした。

　山形市にある山形県立山形南高等学校は、1941年に創立された「山形県立山形第二中学校」を前身とする県立高校。「文武両道」「師弟同行」「質実剛健」を校是に掲げ、生徒は勉学・部活動ともに輝かしい成績を残しています。

　そんな山形南高校は、生徒たちの自主性や主体性をはぐくむ環境。例えば、生徒会を中心に「我らの心得」と呼ばれる学校生活のルールを作りました。また、「南高祭」は、生徒それぞれが主役となり活躍。進学実績もすばらしく、山形大学や新潟大学、東北大学を中心に、100人以上の生徒が現役で国公立大学に合格しました。

第2位：鶴岡南高校

　第2位は「鶴岡南高校」で、得票率は8.9％でした。

　鶴岡市にある山形県立鶴岡南高等学校は、1877年に設立された「鶴岡中学校」などを前身とする県立高校。「自主」「叡智」「剛健」を校是に掲げ、知・徳・体の調和のとれた人材の育成とともに、他者や社会に貢献できる人材の育成に努めています。

　文部科学省から3期目となる「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されている同校では、社会と連携しながら理数教育や体験・探究活動の充実に取り組んでいます。新潟大学や山形大学を中心に、100人をこえる生徒が国公立大学に合格。なお、2024年4月には県立鶴岡北高校と合併し、県立中学校を併設する中高一貫校「致道館中学校・高等学校」に生まれ変わる予定です。

第1位：山形東高校

　第1位は、得票率61.7％と多くの支持を集めた「山形東高校」でした。

　山形市にある山形県立山形東高等学校は、1884年に創立された「山形県中学校」を前身とする県立高校。「文武両道」「質実剛健」「自学自習」を校是に掲げ、地域と国際社会の発展をリードする人材の育成を目標とし、教育活動を行っています。

　普通科（文系・理系）・理数探究科・国際探究科の3学科を設置していて、それぞれ特色のある教育課程を編成しています。普通科の文系と理系、理数探究科と国際探究科はそれぞれ2年次からの選択可能。どの学科でも「探究」をベースとした学習を進め、難関と呼ばれる大学への進学にも対応できる教育を行っているのが特徴です。同校も100人以上もの生徒が現役で国公立大学に合格しました。

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