ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、女性を対象に「子どもに入学させたい東京都の私立女子中学は？」というテーマでアンケートを実施しました。

　東京に数ある女子中学校のうち、女性が最も「子どもを通わせたい」と思っている女子中学校はどこだったのでしょうか？　それではランキングを見ていきましょう。

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調査概要

アンケート実施日	2023年6月8日
調査対象	関東の女性
有効回答数	171

【関東の女性が選ぶ】子どもを入学させたい東京都の私立女子中学ランキングTOP11！

第5位：吉祥女子中学校

　5位に選ばれたのは、「吉祥女子中学校」でした。同校の前身は1938年に創設された「帝国第一高等女学校」。2007年より中高完全一貫教育を開始しています。また、東京農工大学や国際基督教大学、東京学芸大学などとの高大連携にも力を入れています。

　海外の複数の学校と姉妹校・パートナースクール提携しており、「グローバル社会で生きるための多様な価値観を育む」ための環境が整っている学校です。現代に即したそのような教育体制が、女性が子どもを入学させたい理由の一つとなったのかもしれません。

第4位：雙葉中学校

　第4位に選ばれたのは、「雙葉中学校」でした。1909年に雙葉高等女学校として設立された歴史ある女子校です。「カトリックの精神に基づく全人教育」を教育方針に掲げ、中高一貫教育を行っています。中学受験においては最難関の「女子御三家」の一つに数えられています。

　そういった知名度の高さも、女性が子どもを入学させたい一因かもしれません。なお、学校生活の柱は「一人ひとりを大切にすること」としており、全生徒が自分や友人を大切にできるよう、きめ細かい指導を行っているそうです。

第3位：桜蔭中学校

　3位に選ばれたのは「桜陰中学校」でした。同校は東京都文京区にある中高一貫校で、名門校として知られています。校訓は「勤勉 ・温雅 ・聡明であれ」、「責任を重んじ、礼儀を厚くし、よき社会人であれ」としています。

　同校も「女子御三家」に数えられており、高等学校からは毎年東京大学をはじめとする一流国立大学へ多数の合格者を出しています。高校から一流大学への確かな進学実績と知名度の高さが、女性が「子どもを通わせたい」という理由の一つになったのかもしれません。

第2位：学習院女子中等科

　2位に選ばれたのは「学習院女子中等科」でした。同校は1877年に開校した華族学校を前身とし、2010年に創立125周年を迎えた歴史ある学校です。

　学習院女子中等科では、体験を通じて「自分で考える力」を重視する教育を行い、思考力と表現力を培う授業を実施しています。子どもの自主性や幅広い能力を伸ばしてあげたいと考える女性が「自分の子どもを通わせたい」と思ったのかもしれません。

第1位：白百合学園中学校

　1位に選ばれたのは、「白百合学園中学校」でした。函館へ来日した3人のフランス人修道女により1881年に創立された歴史ある学校です。「21世紀の国際社会で活躍できる女性の育成」を実現するため、「キリスト教に基づいた豊かな人格の育成」「国際社会で活躍できる英語とフランス語の習得」「一人ひとりが希望する進路に応じた能力の養成」に力を入れています。

　「ごきげんよう！」のあいさつを交わしながら登校し、毎朝キリスト教式の朝礼があるなど、特色ある学校生活です。系列校には幼稚園から大学まであり、幼少期から大学卒業まで一貫した教育を受けることも可能です。いずれも女子校のため、娘を安心して通わせられると考えて高い人気につながったのかもしれません。

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