2023年6月18日から6月25日までの間、ねとらぼ調査隊では「『福島県の地名』でカッコいいと思うのはどこ？」というアンケートを実施していました。

　東北地方に属し、全都道府県の中で3番目の広さを持つ福島県。東に太平洋が広がり、中央に奥羽山脈、西には越後山脈がそびえる自然豊かなエリアで、猪苗代湖や阿武隈川が織りなす美しい風景も有名です。かつては幕末の動乱の舞台にもなった福島県にある地名のなかで、「カッコいい」という支持を集めたのはどこだったのでしょうか。

　今回のアンケートでは計653票の投票をいただきました。たくさんのご投票ありがとうございます！　さっそく結果を発表します。

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調査概要

カッコいいと思う「福島県の地名」ランキング

第2位：いわき市

　第2位は「いわき市」でした。福島県の南東部に位置するいわき市は、1966年に14の市町村が合併することで誕生した市です。合併当時は日本で一番広い市として知られていました。

　市内にはアニメ映画「フラ・フラダンス」や映画「フラガール」の舞台となった「スパリゾートハワイアンズ」や、「いわき湯本温泉」など、魅力的なスポットが多く、観光地としても人気です。

　「いわき」とは日本最古の歴史書『古事記』に「陸奥国石城」として登場している地名。「石城」「岩城」「磐城」といった表記が使われ、合併前には「磐城市」という市が存在していました。

第1位：会津若松市

　第1位は「会津若松市」でした。福島県の中ほどに位置する「会津若松市」は、かつて会津藩の城下町として栄えた街。「鶴ヶ城」の別名を持つ「会津若松城」が市のシンボルとして知られています。

　「会津」という地名は、大毘古命（おおひこのみこと）と、建沼河別命（たけぬなかわわけのみこと）が出会ったという伝説に由来するそうです。「若松」は会津若松城の改修を手がけた蒲生氏郷が当時の「黒川」だった名を「若松」に改めたことで定着しました。

　幕末には会津戦争の舞台となり、白虎隊の悲劇などが語り継がれていることから、会津若松という地名に特別な思いを抱いている人も多いのではないでしょうか。漢字4文字の表記もカッコいいですよね。

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