ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、東京都在住の男女を対象に「子どもを入学させたい東京都の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

　都内で暮らす人から見て「自分の子どもを入学させるならこの高校」と選ばれたのは、どの私立高校だったのでしょうか。早速結果を見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年7月21日
調査対象	東京都居住の男女
有効回答数	155

【都民に聞いた】「子どもを入学させたい東京都の私立高校」TOP10

第5位：青山学院高等部

　第5位は、「青山学院高等部」。得票率は5.8％でした。

　1950年開設の青山学院高等部はキリスト教系の私立高校で、幼稚園から大学、大学院へとつながる一貫校としても知られています。青山学院大学の大学授業の履修や、海外の学校との盛んな交流といった特徴もあり、都内の人から支持を集めたようです。

第4位：早稲田実業学校高等部

　第4位は、「早稲田実業学校高等部」。得票率は6.5％でした。

　早稲田実業学校高等部は1901年に開校した私立高校です。早稲田大学の系列高校で、高大連携による各学年の学習にも力を入れています。2020年度入学生からは1人に1台のタブレット端末利用を開始するなど、ICT教育の環境も整えられています。

第3位：慶應義塾女子高校

　第3位は、「慶應義塾女子高校」。得票率は9.0％でした。

　慶應義塾女子高校は、1950年設立の女子私立高校です。教育課程では高校の教員だけでなく、慶應義塾大学の大学教員による専門的な授業を実施している他、選抜した生徒を海外の名門寄宿制学校へ派遣するなど特徴的な取り組みも行っています。原則、卒業生は全員慶應義塾大学へ推薦されるため、その安心感もあって「子どもを入学させるならこの高校」と選ばれたのかもしれません。

第2位：早稲田大学高等学院

　第2位は、「早稲田大学高等学院」。得票率は12.9％でした。

　早稲田大学高等学院は、1920年設置の旧制早稲田大学早稲田高等学院を始まりとする私立高校で、1950年の改称を経て現在に至ります。将来は早稲田大学へ進学して専門分野を修めていくことを目標の一つとしており、そのために必要な資質を育成する教育課程を用意しています。

第1位：開成高校

　第1位は、「開成高校」。得票率は18.1％でした。

　開成高校は1871年創立の「共立学校」を前身とする、日本有数の私立男子高校です。内部進学者と高校からの入学者とで学習の進度を合わせるため、1年次は別クラス、2年から混合クラスとするなど、学習についてきめ細やかな工夫をしています。

　また、進路の選択肢を考える機会として、アメリカやアジア、ヨーロッパの大学関係者やOBを招いて模擬授業の体験や卒業後の進路の話を聞ける「カレッジフェア」も実施。難関校としても有名な高校のため、「子どもに入学してほしい！」と思う人が多かったのかもしれませんね。

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