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10月4日の封切り以来、世界中で大ヒットを飛ばしている映画作品『ジョーカー』。『バットマン』の悪役であるジョーカーのルーツを描く同作は、その過激な内容から米国警察が警戒態勢を示すなど、問題作としても話題になっています。
日本国内での『ジョーカー』に対する評価と盛り上がりを、SNS分析ツールを使って調べてみました。
94.4%が高評価
まずは作品公開後の盛り上がりを、Twitterの関連ツイート数で調べてみました。グラフの通り、公開日である10月4日以降から大幅に件数が増加しており、総ツイート数はこの数日で58万件を上回る勢いです。
次にこれらのツイートに含まれる単語からポジティブ/ネガティブを判別する感情分析を行ったところ、94.4%がポジティブな評価となりました。先行上映時から既に傑作と評する声が多かった本作ですが、国内でも極めて高い評価が下されていることが分かります。
「狂気」「美しい」主演のホアキン・フェニックスに絶賛の声
感想を含むツイートの中で目立ったのが、主役のジョーカーを演じるホアキン・フェニックスを絶賛する声。 「演技力が怪物クラス」「役作りはんぱなすぎる……もう骨と皮しかなかった」など、本作のために23キロの過激なダイエットを行ったともいわれる同氏を多くの人が称えています。
過去にジョーカーを演じた俳優は、ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレッド・レトなど、いずれも一筋縄ではいかない怪演を見せた人物ばかり。彼らとホアキン・フェニックスを比較し、歴代ジョーカーのキャラクターの違いを考察するツイートも。
『ダークナイト』に比肩する作品
作品自体への評価では、2008年のバットマン映画『ダークナイト』と比較する感想も見られました。「同じレベルの衝撃が走った」「ダークナイト以来に、アメコミ映画の枠では収まりきらない卓越した作品だった」など、傑作と評されたダークナイトに比肩し得る物語と捉えられているようです。
クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』と、トッド・フィリップス監督の『ジョーカー』。ベクトルは異なるとする見方はあるものの、どちらも高評価を集めていることには変わりありません。
まとめ
脚本、演出、主演――すべてがハイレベルで結実した作品として、興行面でも快進撃を続けている『ジョーカー』。古参のバットマンフリークからシリーズ初見の人まで、何か感想をつぶやきたくなる魅力にあふれた作品は世界73カ国で現在上映中です。
調査概要
| 調査期間 | 2019年10月1日~10月8日 |
|---|---|
| 調査対象 | |
| 調査件数 | 58,221件 (10% サンプリング) |
| 調査キーワード | キーワード:ジョーカー NOTワード:仮面ライダー、iOS、P5Rコラボ情報、サイクロンジョーカー |
| 調査方法 | 対象期間のTweetを「 クチコミ@係長 」によるテキストマイニングにより分析 |
| 備考 | 実数に近づけるため件数を100%に補正 |
(C) 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & (C) DC Comics”
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