ベッドタウンとして発達し、都心からのアクセスが良好な埼玉県。日本最古の貨幣「和同開珎」や、「秩父夜祭」などの伝統行事、特別史跡の「埼玉古墳群」のような歴史スポットで有名です。

　ねとらぼ調査隊では、2023年7月2日から7月9日までの間、「埼玉県の地名で美しいと思うのはどこ？」というテーマでアンケートを実施しました。今回は、そのアンケート結果をランキング形式で発表します。それではランキングを見てみましょう！

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調査概要

第2位：朝霞市

　第2位は「朝霞市」でした。埼玉県南部に位置します。市内のスポットには、湧水でできた市指定史跡の「広沢の池」、朝霞市の歴史や文化を展示で示す「朝霞市博物館」などがあります。

　朝霞の地は、もとは「膝折村」と呼ばれていました。1930年に名門ゴルフ場「東京ゴルフ倶楽部」が膝折に移転する際に、その名誉会長だった朝香宮殿下から名前をいただき、読みが同じの「朝霞」とすることになったそうです。

第1位：川越市

　第1位は「川越市」でした。埼玉県の中央部やや南に位置します。人口約35万人にのぼる埼玉県の中核市です。歴史は古く、平安時代には勢力を拡張した武士の河越氏が館を構えました。現在は、江戸文化と関係の深い「小江戸」の名称で知られる観光都市で、国から「歴史都市」の認定も受けています。

　「川越」の由来は、「河を越える」とする説と「河によって肥えた土地になった」とする説があります。なお、鎌倉時代には「河肥」と表記する例もあったそうです。

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