【DIY】壁の穴を自分で直す! 「パテ」や「コーキング剤」を使った簡単な方法

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 穴が空いた壁はもろくなっており、軽い衝撃や地震の小さな振動で亀裂が入ったり、穴が広がったりする危険があります。また、壁が床下につながっていると、穴を通って虫が家の中に侵入してくる恐れもあります。そのため、なるべく早めに対処しましょう。

 壁の穴埋めは、自分でも修理可能です。今回はパテやリペアプレート、紙粘土やコーキング剤を使った簡単な修理方法を紹介します!

ハウスクリーニングやエアコンクリーニング、家事代行、不用品回収まで、暮らしにまつわる様々な「こまった」をくらしのマーケットマガジンがひとつひとつ丁寧に解決します。

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拳大の穴をリペアプレートとパテで修理する方法

 拳大の穴を直すには、ホームセンターやネットショップで購入できるリペアプレートとパテが便利です。リペアプレートは、ネット状の網と枠でできた壁穴の修理アイテムで、そのプレートをパテなどで固定するだけで、壁の穴を簡単に直せます。

 使用する道具は、以下です。

  1. 大きめの定規
  2. 鉛筆
  3. カッターナイフ
  4. リペアプレート
  5. パテとパテベラ
  6. のり付きの補修用壁紙
  7. スポンジ
  8. サンドペーパー
  9. ローラー

 これらの商品がセットになった修理セットも販売されています。

画像はAmazon.co.jpより引用

 具体的な修理の手順は、以下の通りです。

  1. 穴の周りの壁紙をめくる。
  2. 穴が中央に来るようにリペアプレートを置き、その周囲10cmくらい外に線を引く。
  3. 線に沿ってカッターで切れ込みを入れて壁紙をはがし、下地にサンドペーパーを当てて状態を整える。
  4. 穴の部分にリペアプレートを当て、プレート全体にパテを乗せる。
  5. パテベラでパテを平らにならして、しっかり乾燥させる。
  6. パテにサンドペーパーをあてて、なめらかにする。
  7. 新しい壁紙(のり付き)を用意し、修理した部分より一回り大きめに切っておく。
  8. 修理した部分に新しい壁紙を貼り、元の壁紙と重なった部分を切り取る。
  9. 継ぎ目をローラーで圧着して、余分なノリはスポンジで吸い取るように拭く。

 新しい壁紙をぴったり貼らないと、修理した跡が目立ってしまうので注意しましょう。

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ネジや画びょうで空いた穴を綿とコーキング剤で直す方法

 ネジや画びょうで空いた小さい穴は、壁穴の補修剤(コーキング剤)で修理しましょう。これは壁の隙間を埋める白いゴムパッキンのようなもので、半日から1日ほどで乾きます。

 使用する道具は、以下の通りです。

  1. クロスと同じ色の補修剤(コーキング剤)
  2. 瞬間接着剤
  3. つまようじ
  4. 手芸用の綿
画像はAmazon.co.jpより引用

 具体的な手順は、以下の通りです。

  1. ネジ穴などやや大きい穴の場合、まず穴の中に手芸用の綿を詰める。
  2. 詰めた綿が浮き出ないよう、穴の中の綿に絡めるように、つまようじで瞬間接着剤を入れていく。
  3. コーキング剤を壁穴に注入する(画びょうの穴くらい小さい穴は、1と2の工程を飛ばして、この作業からスタート)。
  4. 壁紙の柄に合わせて表面を仕上げれば完了。

 元の壁紙にデコボコがある場合は、コーキング剤が乾く前に、つまようじでクロスに似せた柄(デコボコ)を描いてください。平らな壁紙なら、ヘラや定規などを使って平らにならしましょう。

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小さい壁の穴を紙粘土で修理する方法

 画びょうで空いた程度の小さい穴なら、紙粘土でも修理できます。コーキング剤がない場合は、この方法も試してみてください。

 使用するのは紙粘土とつまようじで、具体的な手順は以下の通りです。

  1. 穴の部分に紙粘土を乗せる。
  2. 粘土を穴にしっかり入れ、余分な紙粘土は取り除く。
  3. つまようじで形を整えれば完了。

 ただし、コーキング剤を使ったほうが、仕上がりは綺麗です。

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自分で対応できない場合は修理業者へ依頼しよう

 これらの方法なら、プロの業者に頼むよりも修理費用を抑えられます。ただ、壁の穴が大きかったり、賃貸物件だったりする場合には、DIYによる穴埋めが難しいケースもあります。そういう時は、無理せずプロの修理業者に依頼しましょう。

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