幕末の偉人である高杉晋作や伊藤博文など、多くの有能な人物を輩出してきた山口県。瀬戸内海や日本海などを望む、長い海岸線がある場所でもあります。

　そこでねとらぼ調査隊では、2023年6月28日から7月5日にかけて「山口県の地名でカッコいいと思うのは？」というアンケートを実施しました。

　アンケートでは計1242票の投票をいただきました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございます！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：萩市

　第2位は、181票を獲得した萩市。市全体が「屋根のない広い博物館」（萩まちじゅう博物館）と呼ばれており、明治維新胎動の地として知られています。また、明治の産業遺産やジオパークなどが融合し、ほかにはない魅力が詰まった場所です。

　萩市の名前の由来は「ツバキがつまってハギになった」説や、萩がたくさん生い茂った山が付近にあった説など、諸説あります。また、「大板山たたら製鉄遺跡」や「須佐ホルンフェルス」など、歴史や自然を感じることができるスポットも点在しています。

　そんな歴史と伝統、ここにしかない自然がカッコいいと感じるポイントかもしれませんね。コメントでは「土原（ひじわら）、椿東（ちんとう）、平安古（ひやこ）町など、町名もカッコいい」といった声が寄せられました。

第1位：下関市

　第1位は、188票を獲得した下関市です。三方を海に囲まれた、本州の最西端の地です。漁業で有名な下関は「関門海峡」や、ふぐの産地としても知られています。海の幸を生かした観光地が多いのが特徴でしょう。

　下関は古くからほかの大陸への玄関口として栄えてきた歴史があります。港湾都市として、重要な役割を果たしてきました。その歴史の重みや、食文化などにクールさを感じる人も多いことでしょう。コメントでは「県の中核市で歴史文化・観光・食・交通など秀でている」との声が寄せられました。

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