ねとらぼ調査隊では2023年7月17日から7月24日にかけて、「北陸新幹線で美しいと思う駅名は？」というアンケートを実施していました。

　東京駅と金沢駅とを結ぶ「北陸新幹線」。2024年春には、金沢駅〜敦賀駅間も開業予定です。

　今回のアンケートでは、2058票もの投票をいただきました。ご投票ありがとうございます！　北陸新幹線で駅名の美しさが支持を集めたのは、どの駅だったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：黒部宇奈月温泉

　第2位は、得票率13.5％の「黒部宇奈月温泉（くろべうなづきおんせん）」でした。

　黒部宇奈月温泉駅は、富山県黒部市に所在する駅。同駅を起点とするバスや、隣接駅を通る富山地方鉄道本線を利用することで、V字谷で有名な「黒部峡谷」や、その玄関口にある「宇奈月温泉」などの観光スポットにアクセスできます。

　「宇奈月」という地名の由来は不確かですが、山中に入った猟師が、滝つぼで発見した黄金に輝く聖徳太子像の美しさに感嘆してうなづいたことから「うなづき谷」と呼ぶようになったというのが一説。その後、黒部川周辺の開発の中で、「宇治や奈良と並ぶ名月の地になるように」という願いを込めて「宇奈月」と書かれるようになったといわれています。

第1位：金沢

　第1位は、得票率31.5％の「金沢」でした。

　石川県金沢市にある金沢駅には、北陸新幹線と北陸本線のほか、IRいしかわ鉄道線が乗り入れています。金沢は加賀藩前田家の城下町として栄えた場所であり、「長町武家屋敷跡」や「主計町茶屋街」といった歴史情緒あふれる街並みが特徴です。

　「金沢」という地名は、地域に伝わる昔話に登場します。山芋掘りの青年が砂金のついた芋を泉で洗い、その泉が次第に「金洗沢（かなあらいざわ）」と呼ばれるようになり、それが変化して地名になったといわれています。

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