リクルートが運営する「リクルート進学総研」は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、進学ブランド力調査を実施し、その結果を発表しました。

　本記事では、その中から関西エリア（大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、兵庫県、滋賀県）の高校に通っている2024年3月卒業予定者を対象とした、「志願したい大学」ランキングを紹介します。さっそくランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：リクルート「高校生に聞いた 大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【関西の高校生が選ぶ】「志願したい大学」ランキング

第2位：近畿大学

　第2位には2つの大学が並びました。1校目は「近畿大学」です。大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学は、1925年創立の「大阪専門学校」、1943年創立の「大阪理工科大学」を母体とし、新学制により1949年に創立された私立大学。「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神に、教育の目的である「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人」の育成を目標としています。

　大学通信調べによると、2023年度の一般入試ののべ志願者数は全国1位。世界初のクロマグロの完全養殖で知られる「近大マグロ」など、研究や教育が注目されていることも、人気の要因かもしれません

第2位：大阪公立大学

　第2位の2校目は「大阪公立大学」です。大阪府大阪市阿倍野区に本部を置く大阪公立大学は、1880年に創立された「大阪商業講習所」にルーツを持ち、2022年4月に「大阪市立大学」と「大阪府立大学」が統合されて誕生した新しい大学です。「総合知で、超えていく大学。」を開学のキャッチフレーズに掲げています。

　大阪市立大学、大阪府立大学が培ってきたノウハウを継承し、時代のニーズに応える12の学部・学域を設置。体系的・段階的な学びにより、高い専門性が身につけられます。そのほか、300を超える大学と海外交流協定を結んでいて、充実した留学・交流プログラムを提供。語学能力や目的に合わせて選べる海外プログラムが用意されているところも魅力です。

第1位：関西大学

　第1位は「関西大学」でした。大阪府吹田市に本部を置く関西大学は、1886年に「関西法律学校」として創立された私立大学で、1922年に大学設置されました。「学の実化」を理念に掲げ、困難を克服し未来を切りひらこうとする強い意志と、多様性を尊重し、新たな価値を創造できる力を有する人材の育成を目的としています。

　関西大学では、異文化体験や国際交流を実体験できるグローバル・コミュニケーションスペース「Mi-Room（Multilingual Immersion Room）」を設置。担当教員や学生スタッフによる多彩なセッションや、異文化交流イベントなどに参加できます。そのほか、就職へのサポートも手厚く、2022年度の就職率が98.5％、理工系の3学部に限ると99.9％と非常に高い実績を残しています。

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