『スカーレット(朝ドラ)』第1週、「子役がすごすぎる」「地味で何が悪い?」 朝ドラネット上の反応は?

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 NHK連続テレビ小説「スカーレット」が始まって、そろそろ2週間が経とうとしています。焼き物の里・信楽(しがらき)を舞台に、やがて女性陶芸家の草分けとして活躍していく喜美子の人生の物語に、さっそく元気をもらっている視聴者も多いのではないでしょうか。

 今回はSNS分析ツールを使って、「スカーレット」の初週の評判や、前作「なつぞら」と比較した数値と感想をまとめてみました。

 なお、ツイート数やポジティブツイートの割合が、そのまま作品の評価を表すわけではありません。どんな作品にもファンがおり、自分が楽しめる作品を楽しむというスタンスでお読みいただければと思います。

戸田恵梨香さん演じるヒロインの喜美子 (C)NHK
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初週の勢いは?

 Twitterで「なつぞら」「スカーレット」両作品に関する放送初週(6日間)のツイート数を比較したところ、「なつぞら」は約1万5000件、「スカーレット」は約1万件という結果でした。ネット上の勢いで見れば、「なつぞら」はかなりの好スタートを切った作品だったと言えます。

 両作の評判についてはどうでしょうか。関連ツイートに含まれる単語を分析したポジティブ/ネガティブ評価では、「なつぞら」がポジティブ85.8%に対して、「スカーレット」がポジティブ81.9%。いずれも高評価の部類ですが、やや「なつぞら」が上回るという結果に。

 連続テレビ小説の記念すべき100作目となった「なつぞら」では、ヒロインの広瀬すずさんをはじめとして、豪華キャストがそろい踏みしました。ヒロインがアニメーターを目指すという現代的なテーマもあいまって、最初期から特に注目を集めやすかったのかもしれません。

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時代の描き方の違い

 次に、「なつぞら」と「スカーレット」両方のキーワードを含むツイートを抽出して、特徴的な意見をまとめてみました。

 両作が比べられやすい理由としては、「ヒロインがどちらも1937年生まれの設定で、時代背景を同じくしている」という点が挙げられます。ただし時代の描き方には少し違いがあり、「明るく、ある種の理想的な『なつぞら』」「より現実的でシビアな部分も描く『スカーレット』」という見方が多いようです。

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「子役がすごすぎる」

 他に目立った意見としては、子役の演技に関するものがあります。 子ども時代の喜美子を演じる川島夕空(ゆあ)さんの高い演技力に注目が集まっているほか、『なつぞら』のなつと『スカーレット』の喜美子、両ヒロインと家族の接し方の違いについて考察したツイートもありました。

 『スカーレット』に関しては、喜美子の妹である直子を演じているやくわなつみさんの演技を絶賛する声も。わがままで子どもらしい直子を「素晴らしく自然に演じている」と評判で、あまりの自然さに「直子というキャラクター自体に好き嫌いが生じやすくなっている」という意見があるほどです。

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お話はまだまだこれから

(C)NHK

 今回は、前作『なつぞら』と比較しながら、『スカーレット』の評判や感想を探ってみました。過去に名作を数多く手がけてきたNHK大阪放送局の制作ということもあり、期待値はかなり高まっているようです。

 お話は2週目を迎え、いよいよ喜美子の世界が大きく展開していくところ。半年後に大団円を迎えるまで、楽しみに見守っていきましょう。

今回紹介した「連続テレビ小説『スカーレット』」はAmazonプライム・ビデオで視聴できます。

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