九州の北西部に位置し、古くから有明海苔や陶磁器の産地として有名な「佐賀県」。有明海沿岸は肥沃な干潟が広がり、玄界灘沿岸は日本有数の漁場という、2つの海の魅力をあわせ持つ場所でもあります。東アジアの玄関口として重要な役割を果たしてきた歴史があり、その地名も魅力的なものばかりです。

　そこでねとらぼ調査隊では、2023年7月17日から7月24日にかけて「佐賀の美しいと思う地名は？」というアンケートを実施しました。

　アンケートでは計1027票の投票をいただきました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

美しいと思う「佐賀県の地名」ランキングTOP20！

第2位：伊万里市

　第2位は、196票を獲得した「伊万里市」でした。佐賀県の西部に位置する伊万里市は、古くから港を中心に発展してきた歴史があります。伝統工芸品の「伊万里焼」は、今から約400年前に作られ始めたといわれており、国内だけでなく、アジアやヨーロッパへも輸出されてきました。

　また「伊万里梨」や「伊万里牛」などの産地でもあり、伝統工芸品と美食が同時に楽しめる場所になっています。また近年では、IT企業を誘致して地域活性化をはかっているという一面も持っています。

第1位：唐津市

　第1位は、240票を獲得した「唐津市」でした。佐賀県の北西部に位置し、玄界灘に面する唐津市。「唐津城（舞鶴城）」や「虹の松原」といった人気の観光スポットがあります。また、伝統工芸品である「唐津焼」や、ユネスコ無形文化遺産の「唐津くんちの曳山行事」など、魅力的な文化が育まれてきました。

　そんな唐津市は、古くから唐へ渡る港として栄えてきたため、「唐の津」とよばれるようになったといわれています。

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