2023年8月時点では、松本潤さんが主演を務める「どうする家康」を放送中の 「NHK大河ドラマ」。長い期間にわたって偉人の半生を描くドラマシリーズで、これまで数多くの名作が生み出されてきました。

　そこで、ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、全国の女性を対象に「再放送してほしい2010年以降のNHK大河ドラマ」というテーマでアンケートを実施。2010年以降の大河ドラマを振り返り、女性の視聴者から特に人気が高かったのはどの作品でしょうか？

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調査概要

アンケート実施日	2023年6月8日
調査対象	全国の女性
有効回答数	442人

【全国の女性が選ぶ】再放送してほしい「2010年以降のNHK大河ドラマ」ランキング

第5位：八重の桜

　第5位は、得票率が8.4%の「八重の桜」です。2013年に放送された作品で、主人公の新島八重を綾瀬はるかさんが務めました。主要キャストには、西島秀俊さん、長谷川博己さん、オダギリジョーさんなどが名を連ねています。

　物語では、会津の家に生まれた八重が、戦争での敗北や仲間の死、さらに夫との悲しい別れを経験しながら人間として成長していく姿を描いています。女性として気高く、イキイキと新たな生き方を模索し続ける八重に感情移入した視聴者も多かったことでしょう。

第4位：西郷どん

　第4位にランクインしたのは、得票率9%の「西郷どん」でした。2018年に放送されたドラマで、鈴木亮平さんが主人公の西郷隆盛を熱演。鈴木さんは、巨漢だったといわれる西郷を演じるために、しっかり体作りを行ったそうです。

　ドラマでは、明治維新を成し遂げた西郷が、仲間たちとどうやって日本を変えていったのかが描かれています。見た目通りに豪快なキャラクターで、「見返りを求めない愛」を与え続けた西郷の姿は、多くの人の印象に残ったのでしょう。

第3位：真田丸

　第3位には、「真田丸」がランクイン。得票率は10.6%でした。2016年に放送され、主人公の真田信繁（幸村）を堺雅人さんが担当。脚本は「新選組！」を手がけていた三谷幸喜さんが務め、大泉洋さん、長澤まさみさん、草刈正雄さんなどがキャスティングされました。

　ドラマでは、優秀な父や兄の背中を常に追い続け、苦悩しながらも成長していく信繁の姿が描かれています。また、三谷さんが生み出す作品らしく、ウィットに富んだセリフやテンポの良い会話劇も見どころです。

第2位：鎌倉殿の13人

　第2位には、得票率14.3%の「鎌倉殿の13人」がランクインしました。2022年に放送されたばかりの作品で、主人公の北条義時役を小栗旬さんが務めました。脚本は、これまで人気の大河ドラマを作り出してきた三谷幸喜さんが担当しました。

　鎌倉時代を舞台とした作品で、美しい映像とスリリングなストーリー展開が特徴。小池栄子さん演じる北条政子をはじめ、新垣結衣さん演じる八重など女性たちが活躍するのも魅力として挙げられます。

第1位：龍馬伝

　第1位に輝いたのは、得票率18.1%を集めた「龍馬伝」でした。2010年に放送したドラマで坂本龍馬を福山雅治さんが演じました。脚本は、さまざまなジャンルの人気ドラマを生み出している福田靖さんが担当しました。

　幕末の動乱で明治維新を大きく進める原動力となった、龍馬の生涯を描いた青春群像劇。幕末の経済人・岩崎弥太郎の視点で物語は進み、これまでになかった龍馬の描き方が話題となりました。

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