リクルートが運営する「リクルート進学総研」は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、進学ブランド力調査を実施し、その結果を発表しました。

　本記事では、調査結果から関西エリア（大阪府・京都府・奈良県・和歌山県・兵庫県・滋賀県）の高校に通っている、2024年3月卒業予定の男子高校生を対象とした「志願したい大学」ランキングを紹介します。

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調査概要

（出典元：リクルート｜高校生に聞いた 大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』）

第2位：近畿大学

　第2位には「近畿大学」が、志願度15.6％でランクインしました。1925年創立の大阪専門学校と、1943年創立の大阪理工科大学を母体に、1949年に設立された私立大学です。

　教育理念として掲げているのは「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」。建学の精神として未来志向の「実学教育と人格の陶冶」を掲げ、変化の激しい現代社会において活躍できる、創造性豊かな人材の育成を目指しています。

　「近大マグロ」をはじめとする研究や教育は世界的にも評価が高く、イギリスの教育専門誌による「THE世界大学ランキング2023」では、関西の総合大学の中で神戸大学と共に3位にランクイン。近年ますます存在感を拡大させています。

第1位：関西大学

　第1位は「関西大学」でした。前年の同ランキングでは2位でしたが、今回は志願度17.9％でトップに。1886年創立の関西を代表する私立大学で、関西エリアの難関私立群「関関同立」の1校として全国的に高い認知度を誇っています。

　そんな関西大学がミッションとして掲げているのが「学の実化（がくのじつげ）」。世の中に役立つ生きた学問を、理論と実践の両面から教育することで、多角的な視点を持ったグローバル人材の育成を目指しています。

　約221万冊もの蔵書を取りそろえる総合図書館（千里山キャンパス）や、学部・学科ごとに設置された充実したカリキュラムが魅力です。

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