リクルートが運営する「リクルート進学総研」は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、進学ブランド力調査を実施し、その結果を発表しました。

　本記事では、その中から東海エリア（静岡県、愛知県、岐阜県、三重県）の高校に通っている2024年3月卒業予定の男性を対象とした、「志願したい大学」ランキングを紹介します。東海地方に住む男子高校生の多くが志願したいと思う大学はどこなのでしょうか。ランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：リクルート「高校生に聞いた 大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

第2位：名古屋大学

　第2位は「名古屋大学」でした。愛知県名古屋市千種区に本部を置く名古屋大学は、1871年に創設された「仮病院・仮医学校」に源流を持ち、1939年に「名古屋帝国大学」として大学設置された国立大学。自発性を重視する教育の実践により、論理的な思考力と想像力に富んだ勇気ある知識人の育成を目的としています。

　2014年に青色発光ダイオードの発明でノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇さん・天野浩さんをはじめ、6人のノーベル賞受賞者を輩出するなど、世界トップレベルの研究力が強みです。なお、名古屋大学は昨年の同ランキングでも2位、東海エリアの総合ランキングでも2位にランクインするなど、安定した支持を集めています。

第1位：名城大学

　第1位は「名城大学」でした。愛知県名古屋市天白区に本部を置く名城大学は、1926年に「名古屋高等理工科講習所」として創立された私立大学で、1949年に「名城大学」として開学しました。「穏健中正」「実行力」「信頼」を立学の精神の骨格とし、「謙虚にものごとの本質をつかみ、節度をわきまえ、豊かな包容力と平衡感覚をもち、抜群な実行力で誰からも信頼される人材」の育成を目標としています。

　中部圏では最大級の規模を誇る文理融合型の総合大学である名城大学は、就職に強いことでも知られており、2022年度卒業生の就職率は全国トップクラス。卒業生から大学院進学者を除いた実就職率でも13年連続で私立大学トップに輝いています。また、名城大学は同ランキングおよび東海エリアの総合ランキングでも7年連続で1位を獲得するなど、圧倒的な人気を誇っています。

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