登山家であり作家だった「深田久弥」が、自らの足で登頂した日本の山々から選りすぐりの100座についてまとめた随筆『日本百名山』。品格・歴史・個性をあわせ持ち、標高1500m以上の山に限定して選ばれた山々が紹介されています。

　そこで今回は、とりわけ美しい日本百名山の中でも「壮大だと思うのは？」というテーマでアンケートを実施します。それでは100座の中から、ねとらぼ調査隊がピックアップした3座を紹介します。

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剱岳

　富山県の立山連峰にある「剱岳（つるぎだけ）」。北アルプスの北部に位置しており、標高2999メートルもある険しい山です。その標高の高さや岩場の険しさから、一般登山者が登るには危険度が高いとされています。氷河の侵食作用でできた山のため、急な岸壁に氷河が垂れ下がる、壮大な「懸垂氷食谷」が見られます。

槍ヶ岳

　長野県と岐阜県の境目にある「槍ヶ岳（やりがたけ）」。飛騨山脈の南部に位置していて、標高3180メートルにもおよぶ、日本で5番目に高い山です。稜線伝いに向かうコースは特に眺望が良く、登山家から人気を集めています。また、花の百名山に選定されており、美しい高山植物が咲き誇ることでも有名です。

富士山

　静岡県と山梨県にまたがる日本の象徴「富士山」。日本の最高峰である標高3776メートルを誇り、古くから多くの人々の信仰を集めている霊峰です。その文化的価値から、2013年に世界文化遺産に登録されました。独立峰であるため、その姿が壮大であるのと同時に、頂上から見るご来光にも一見の価値があります。

「日本百名山」で壮大だと思うのは？

　百名山の中でも、特に登山家に人気の高い3座を紹介しました。登山コースから望む景色や、下から見上げた時の美しさなど、あなたが「壮大だな」と思う百名山があれば、ぜひ投票をお願いします。投票した理由や、百名山での思い出などは、コメントへ投稿してくださいね！

参考

• 日本百名山（Wikipedia）
• 剱岳 (つるぎだけ) – 劔岳、剣岳（山と溪谷オンライン）
• 剱岳（Wikipedia）
• 槍ヶ岳（Wikipedia）
• 氷食谷(ひょうしょくこく)とは？（コトバンク）
• 富士山（Wikipedia）