ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関東地方在住の人事・総務職を対象に「子どもを入学させたい東京都の私立女子中学」というテーマでアンケートを実施しました。

　関東地方在住の人事・総務職から「子どもを入学させたい」と支持を集めたのは、どの私立女子中学だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年6月8日
調査対象	関東地方在住の人事・総務職の男女

【関東の人事・総務職が選ぶ】子どもを入学させたい「東京都の私立女子中学」ランキングTOP10

第5位：女子学院中学校

　第5位は、得票率8.7％の「女子学院中学校」でした。

　千代田区に位置する女子学院中学校は、1870年にジュリア・カロゾルスにより創立されたA六番女学校を前身とする、キリスト教主義の学校。キリスト教の精神を基盤とし、自らを治める高い知性と高尚な志、神と人とに仕える自立した女性の育成を目的としています。

　中高一貫教育校で、授業は週5日制を採用。限られた時間を生かし、6年一貫のカリキュラムによるきめ細かい指導が行われています。また、単に有名大学への進学を目的とする教育ではなく、読書や講演会などを通して、生徒が自ら学びたいと考えられるような教育を展開。そのほか制服や細かな校則がないなど、生徒の自主性を尊重する自由な校風も特徴です。

第4位：桜蔭中学校

　第4位は、得票率13.0％の「桜蔭中学校」でした。

　文京区に位置する桜蔭中学校は、1924年に創立された桜蔭女学校を前身とする私立の女子中学校。「勤勉・温雅・聡明であれ」「責任を重んじ、礼儀を厚くし、よき社会人であれ」を校訓に、正義の念に基づいて行動する女性の育成を目標としています。

　完全中高一貫校で、中学校・高等学校の6年間を通して一貫した女子教育を実施。中学時には時代にあった学習と道徳の指導を行い、建学の精神である「礼と学び」の心を養い、品性と学識をそなえた人間形成に努めています。また、国語や数学、理科などの他に礼法の授業を実施。周りの人や物に対する優しさ、思いやりの心を理解することを目的に、立居振舞などを学びます。

第3位：学習院女子中等科

　第3位は、得票率15.2％の「学習院女子中等科」でした。

　新宿区に位置する学習院女子中等科は、1885年に創立された華族女学校を前身とする私立の女子中学校。「ひろい視野」「たくましい創造力」「ゆたかな感受性」を教育目標に掲げ、現代を生きる女性にふさわしい品性と知性を身に付け、社会に貢献できる人間の育成を目標としています。

　完全中高一貫校で「本物に触れる」「過程を大切にする」「表現力を身につける」を基本に、6年間の教育の中で「進度より深度」を大切にした授業を展開。中等科、高等科の計6年の教育課程を2年ごとに「基礎課程」「応用課程」「発展課程」と3つの期間に分類し、理想的なカリキュラムを実施しています。高等科では日本画や被服、美学美術史など、豊富な選択科目を整備。さまざまな進路に対応しています。

第2位：雙葉中学校

　第2位は、得票率17.4％の「雙葉中学校」でした。

　千代田区に位置する雙葉中学校は、1909年に創立された雙葉高等女学校を前身とする私立の女子中学校。カトリックの精神に基づく全人教育を教育方針に掲げ、真の知性を養い、自ら考え自ら判断して行動し、その結果に責任を持つことのできる人間の育成を目標としています。

　週6日制で平日6時限、土曜4時間の授業を実施。授業時間を確保することで、より深い学びを追求しています。完全中高一貫校の利点を生かし、高校で扱う内容を中学の授業でも学ぶなど、連続性のあるカリキュラムを展開。知識だけではなく、実験・観察・実習などを通して主体的な学びを身につけるほか、全ての生徒が宗教やフランス語を学ぶ点も特徴です。

第1位：白百合学園中学校

　第1位は、得票率21.7％の「白百合学園中学校」でした。

　千代田区に位置する白百合学園中学校は、1881年に創立され、1884年に命名された女子仏学校を前身とする私立の女子中学校。「従順」「愛徳」「勤勉」を校訓に掲げ、神と人の前に誠実に歩み、愛の心をもって社会に奉仕できる女性の育成を目標としています。

　自分で考え、問題を発見して解決する能力を育てることを目標に、電子黒板やICT機器を活用した丁寧な指導を実施。高校1年時までの4年間は基礎学力の育成、高校2年時からの2年間は希望の進路に対応できる能力を伸ばす教育を展開しています。習熟度別授業や充実の補習体制など学習サポートも充実しており、選択科目も豊富。生徒の個性を伸ばしやすい点も魅力です。

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