健診で舌を見るのは何のためなの? 医師が回答

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 ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(4月9日放送)で、「舌の診断」に関して医師が回答した。

ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」

 番組に寄せられた健康の疑問「健診のとき、舌を見て何がわかるの?」に対して、医師が回答した。

 「舌診は、数値で出ない不調を見つけたり、生活習慣の改善点が見つかることがあります。

 それぞれに原因、気をつけること、対処法が異なります。舌診では東洋医学的に、からだの気・血・水の状態を判断します。

 舌が赤くむくんでいる人には、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の人が多いです。口のなかが粘着質で、唾液が粘りっこい、黄色いコケが舌についている人は、内臓が弱っていたりストレスが溜まっている人です。

 舌に細かいシワが入っている人は、水不足で肌の乾燥や髪のパサつき、便秘の人が多いです。

 舌に歯の痕がついて側面がギザギザしている人は、体の水分が多い人で、冷えやすい人です。水分過多による全身的な冷えで、むくみ、下痢、慢性疲労、体のだるさの症状がある人もいます」

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