東京商工リサーチは、国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」をもとに、上場企業の年間給与に関する調査を行い、その結果を発表しました。

　本記事では、その中から「個別企業の年間給与」のランキングを紹介します。なお、本調査は2022年度決算（2022年4月期～2023年3月期）の全証券取引所の上場企業を対象に、有価証券報告書の平均年間給与を抽出・分析したものです。変則決算企業と持株会社は除いています。

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調査概要

（出典元：東京商工リサーチ「上場企業3235社の年間給与」）

第2位：キーエンス（2279万3000円）

　第2位は「キーエンス」でした。平均年収は2279万3000円です。

　大阪府大阪市東淀川区に本社を置く同社は、キーエンスは、ファクトリー・オートメーション（FA）の総合メーカーです。1974年の会社設立以来、今までになかった商品を提供し、顧客の課題を解決すること、新しい価値を生み出し続けることにこだわり続けています。現在はFA用センサをはじめ、さまざまな商品が自動車・半導体・電子・電気機器・通信・機械・化学・薬品・食品など、幅広い業界で採用されています。

　新製品の約70％が「世界初」「業界初」となっており、潜在的なニーズを捉え、革新的な商品を生み出しています。現在では46カ国・240拠点で事業を展開しており、約30万社のものづくりに貢献しています。

第1位：M＆Aキャピタルパートナーズ（3161万3000円）

　第1位は「M＆Aキャピタルパートナーズ」でした。平均年収は3161万3000円です。

　東京都中央区に本社を置く同社は、中堅・中小企業を対象とした事業承継型M＆Aに特化した、完全独立系のM＆A仲介専門会社。M＆Aでの事業承継や事業拡大を検討している企業に、迅速な実行支援などのサービスを提供しています。多くの仲介業者とは異なり、相手との基本合意まで費用が発生しないシステムを採用。さらに専門のコンサルタントが一貫してサポートする安心の専任担当制を取り入れています。

　東証プライム上場企業であることに加え、古くからM＆A市場を発展させてきた「レコフ社」と協働することでより信頼性の高いパフォーマンスを維持。業界トップクラスの実績を持ち、特に調剤薬局業界においては国内トップのM＆A成約実績を誇っています。

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