松本潤さんが主演を務める「どうする家康」が放送中の「NHK大河ドラマ」は、日本を動かしてきた偉人たちの人生や群像劇を描いた人気ドラマシリーズです。

　そんなNHK大河ドラマについて、ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、全国の40代を対象に「再放送してほしい2000年代のNHK大河ドラマ」というテーマでアンケートを実施。バラエティーに富んだ作品が多い「2000年代のNHK大河ドラマ」の中で、40代から人気を集めたのはどの作品だったのでしょうか？

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調査概要

アンケート実施日	2023年8月4日
調査対象	全国の40代

【40代が選ぶ】2000年代の「NHK大河ドラマ」で再放送してほしい作品ランキング

第5位：葵 徳川三代

　第5位は、得票率8.6%の「葵 徳川三代」です。2000年に放送された作品で、徳川の礎を築いた家康・秀忠・家光の人生を描いた壮大な人間ドラマ。数多くの名作ドラマを生み出してきたジェームス三木さんが脚本を担当し、徳川家康を津川雅彦さん、秀忠を西田敏行さん、家光を尾上辰之助（現・四代目 尾上松緑）さんが務めました。

　大迫力の合戦シーンや演技派俳優たちの重厚な芝居が楽しめる、大河ドラマを代表する作品として愛され続けています。「どうする家康」が放送中で注目が集まる家康関連の作品として、再放送を期待する声が高いようです。

第4位：利家とまつ～加賀百万石物語～

　第4位にランクインしたのは、「利家とまつ～加賀百万石物語～」で得票率は11.4%でした。2002年に放送されたドラマで、主演は当時トレンディードラマで人気が高かった唐沢寿明さんと松嶋菜々子さんが担当。さらに、反町隆史さん、酒井法子さん、天海祐希さんなど人気俳優がそろい注目を集めました。

　織田信長と豊臣秀吉から認められた「前田利家」が主人公で、戦国武将として活躍するサクセスストーリーを表現。そんな利家を裏で支え続けた妻・まつにもスポットが当てられ、夫婦の絆と愛も見どころとなっています。

第3位：風林火山

　第3位には、得票率12.9%の「風林火山」がランクインしました。2007年の大河作品で、主人公の山本勘助を務めたのは俳優の内野聖陽さん。豪華な共演陣が魅力で、中でもミュージシャンのGacktさんが上杉謙信役を演じ、大きな話題を集めました。

　本作品では、人気の戦国武将・武田信玄に仕えた軍師・勘助の夢と野望を描き、波乱に満ちた生涯をドラマチックに表現。主君である信玄、さらに永遠のヒロイン「由布姫」のために、命をかけて無償の愛をささげる勘助の姿が感動を呼びました。

第2位：篤姫

　第2位は、得票率は17.1%の「篤姫」でした。2008年に放送されたドラマで、主人公の天璋院（篤姫）を宮﨑あおいさんが担当。当時、宮崎さんは大河ドラマ史上最年少で主役を務めましたが、堂々とした演技で大ブレイクのきっかけとなりました。

　原作は宮尾登美子さんの小説『天璋院篤姫』で、徳川家の存続に尽力した篤姫の一生が描かれています。宮崎さんは、篤姫を場面によって表情豊かに演じ、女性の気高さや力強さを丁寧に表現。男女問わず人気の作品で、2023年4月には4Kリマスター版がアンコール放送されました。

第1位：新選組！

　第1位となったのは、得票率は27.1%の「新選組！」でした。2004年に放送されたドラマで、主人公の近藤勇役を務めたのは香取慎吾さん。人気脚本家の三谷幸喜さんが物語を描き、江口洋介さん、藤原竜也さん、山本耕史さん、オダギリジョーさん、堺雅人さんなど豪華な俳優陣が出演したことで話題となりました。

　歴史上でも人気の高い新選組を題材に、近藤勇と仲間たちの青春群像劇が鮮烈に描かれています。三谷さんが脚本を務めた「鎌倉殿の13人」も放送されたばかりで、再放送を望む声が多いようです。

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