日本列島のほぼ中心に位置する「静岡県」。約500キロの海岸線がのびる南部、富士山など標高3000メートルほどの山々が連なる北部、それぞれ豊かな自然に恵まれ、数多くの景勝地があります。マグロや鰻など、全国トップの生産量を誇る特産品もあるため、グルメを楽しみにして訪れる人も多いのではないでしょうか。

　ねとらぼ調査隊では、7月15日から7月22日までの間、「『静岡県』の美しいと思う地名は？」というアンケートを実施していました。

　今回の投票では、43の市区町を選択肢に用意したところ、520票もの投票をいただきました。ありがとうございます。では、ランキングを紹介していきます。

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調査概要

美しいと思う「静岡県の地名」ランキング

第2位：富士宮市

　第2位は「富士宮市」。全体の7.9％の票を獲得しました。富士山の西南麓に位置する、富士宮市。東海道地方で最も歴史の古い社（やしろ）「富士山本宮浅間大社」の門前町として古くから発展してきました。

　富士山の雪解け水が幻想的な世界を作り出している「白糸の滝」、時期によってはダイヤモンド富士を眺められる「田貫湖」など、県内屈指の観光名所が多数あり、大自然の息吹を体感できます。

　富士宮という地名の由来は諸説ありますが、浅間大社を意味する「富士の宮」という言葉が使われているのではないかと考えられています。

第1位：富士市

　第1位は「富士市」。全体の15.4％の票を獲得しました。富士市は県の東部に位置しています。

　おとぎ話として有名な「かぐや姫の伝説」の発祥の地といわれる富士市。原田・比奈地区には、かぐや姫の養父がまつられていた「滝川神社」や、富士山へ帰るかぐや姫が別れを悲しみながら何度も振り返ったとされる「見返し坂」など、「かぐや姫の伝説」に関連するスポットが豊富です。

　市街地の北方には富士山がそびえています。日本一高い富士山の名前が使わていることに、美しい地名だと思っている人が多いのでしょうね。

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