日経HRは、自社の運営するビジネスパーソン向け転職サイト「日経転職版」の会員を対象に「資格と学び直しに関する意識調査」を実施。一般的に広く認知されている資格を「スタンダード資格」として、2020年前後に生まれた比較的新しい資格やデジタル系資格を「トレンド資格」として定義したうえで、それぞれの「これから取りたい資格」についての調査結果をランキングとして発表しました。

　今回は、その中から「トレンド資格」のランキングを紹介します。リスキリング（学び直し）への意識が高まっている昨今、今後のキャリアにおいて強みとなりそうな「トレンド資格」の中で、特に注目を集めているのはどの資格なのでしょうか。ランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：日経HR「日経転職版　資格と学び直しに関する意識調査」）

トレンドの「取りたい資格」ランキング！

第2位：統計検定

　第2位は「統計検定」でした。2011年に誕生した、統計に関する知識や活用力を評価する資格です。1級から4級、さらに進むと「統計調査士」「データサイエンスエキスパート」など、レベルが細かく区分されています。

　いくつものデータから状況を判断し、問題解決をはかるのは現代のビジネスシーンにおいて必要不可欠なスキルといえるでしょう。データを適切に読み解ける人材の価値が高まっている昨今、この資格を取得すればビジネスパーソンの大きな武器となりそうです。

第1位：AI検定

　そして第1位は「AI検定」でした。近年、目覚ましいほどに発展し続けている人工知能や機械学習、深層学習に関する基礎知識に加え、実務における各種AIシステムを、自ら利活用するための能力を認定する資格です。

　AI検定は、AI開発の系譜やAI活用の基本的思考など、実務における最新AIシステムを理解するための土台部分を取り扱うため、AI関連の他の資格の導入としてもぴったりではないでしょうか。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！